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仕事のコミュニケーションを円滑に。
アサーティブな私になる

看護や介護の現場は、チーム内の協調がとても大切。そのためには、率直なコミュニケーションが必要になります。焦りや怒りの感情がある時は特に、自分が本当に伝えたいことをうまく表現できないときがあります。特に、看護や介護の現場では、緊急性も高く、ついつい相手に伝えるべきことを精査しないでぶつけてしまいがち。自分の感情を上手に表現する方法を横浜市立大学医学部看護学科講師の田辺有理子先生にお聞きしました。

講師プロフィール

横浜市立大学医学部看護学科講師
一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会シニアファシリテーター
AHC認定アサーティブトレーナー
田辺有理子氏
 
北里大学大学院看護学研究科修士課程修了。看護師として大学病院勤務を経て,2006年より大学教員として看護教育に携わり,2013年より現職。朝日新聞デジタルの医療・健康・介護のWebサイト アピタル(apital)でコラム「医療・介護のためのアンガーマネジメント」を連載中。

【その他の記事】
「今日からはじめる「アンガーマネジメント」イライラを上手に流す術」
「引きずる怒りを断ち切る「アンガーマネジメント」怒りに振り回されないワタシになろう!」
 

あなたはどのタイプ? 感情表現の3つのパターン

仕事をするうえで、自分の意見を述べたり、人の意見を聞く機会は少なくありません。いろいろな人の意見が違うと、ついついイラっとしたり強い感情が生まれてくることがあるでしょう。
自分の感情を表現するとき、3つのタイプがあると言われています。あなたが一番近いモノは1~3のうちどれでしょうか?
 
1.
■自分の考えをハッキリ言うタイプ
■話し合いで勝てるとうれしい
■意見を言う時、感情が先行しがち
 
2.
■イラッとすることがあっても自分の心にしまいこむ
■とにかく相手の顔を立てる
■相手の前では穏やかな仮面をかぶっているが、後で友人やSNSに愚痴る
 
3.
■1対1で話す時、聞き役に回ることが多い
■相手も自分も納得いくように話し合う
■自分の考えていることは率直に話す

あなたはどのタイプでしたか? それぞれのタイプの特徴を詳しく見ていきましょう。
 
1. 攻撃的なタイプ
自分の考えをハッキリ言えるところは素晴らしいのですが、自己主張が強く、ついつい自分の意見を押しつけて、相手の言い分や気持ちを無視してしまいがち。相手より優位に立とうとしたり、言い負かせようとしてしまうことも。
感情にまかせて言い過ぎてしまったり、強引に進めてしまったことを落ち着いてから後悔してしまう経験があるのではないでしょうか。相手との信頼関係をつくることが難しくなるタイプです。
 
2.非主張的タイプ
自分の意見を表に出さず、胸の内へとしまい込んでしまうタイプ。自分に自信がなく、相手に自分の想いを「言っても無駄」だと諦めてしまうこともあります。
自分の意志を持たず、言われるがままでいると、そのうっぷんがたまっていき、嫌味を言ってしまったり、八つ当たりしてしまうこともあります。本人に感情をぶつけず、別の誰かに愚痴ってしまったりする人も。
 
3.アサーティブタイプ
アサーティブとは、「自分の意見や感情をはっきりと言うさま」のこと。
自分の意見も相手の意見も尊重しつつ、双方にとって納得のいく結論を出そうとするタイプです。もちろん、個々の意見が異なることもありますが、自分が折れて相手に譲ったり、相手に納得してもらえるような答えに導いていきます。
 
私たちには、自分の気持ちを伝える権利もある(気持ちを押し込めなくてよい)し、何かを頼む(要求する)権利もあるし、反対に自己主張しない権利もあったりします。
同じように、相手にも権利がありますから、それを認めてお互いの権利を尊重しながら話し合い、理解しあうことが大切です。それがうまくできるのが3.のアサーティブタイプの人です。
そして、それが円滑な人間関係を築く手がかりになるでしょう。

感情的になってしまう人も、自分の中に押し込めてしまう人も、訓練すれば、アサーティブな表現方法を身に着けることができます。
 
まずは、自分の「怒り」や「悲しみ」などの感情に気づき、「自分は今感情的なんだな」「今なら冷静に相手の意見を聞ける」など、客観的に見られるようにしましょう。
 
次回は、アサーティブなコミュニケーションをとれるようになるためのトレーニング方法を紹介します。

記事トップ画像提供:ペイレスイメージ

UP DATE 2017/03/31

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