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がちょっぴり気になるアレコレにお答えします!休憩時間や通勤などのスキマ時間にサクッと読めるお役立ちコラムです。

「すぐやる」技術を身につける生活習慣術

「すぐやるべきことがあったのに、後回しにしてしまう」ということは、できるだけ避けたいもの。それが仕事中であれば、積み重なることで残業することにつながりますし、プライベートであれば睡眠時間や休息の時間を少なくしてしまうでしょう。私たちにある限られた時間を有効に使うためにも、『すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法』(文響社)の筆者である作業療法士の菅原洋平先生にお聞きしました。

「すぐやる」ためには、余計なものを見ないことが大事!

「家に帰ったら、食事の支度をし夕食をとって、お風呂に入ってから早めに寝よう!」と決めていたのに、テレビをだらだらと見てしまって夕食の支度も遅くなり、片付けもせずにそのまま寝てしまったなんてことありませんか。「すぐやるべきことがあったのに、後回しにしてしまう」ことを防ぐには「やってはいけないことは目に入れない。脳に見せない」ことが大切です。このようなとき、どうしてもテレビを見たくてリモコンを手にしたわけではないはずです。なんとなく、目についたからテレビをつけてしまった。そして、テレビを見ることをやめることができなかっただけなのです。私たちの脳は一度何かに興味を持たせてしまうと、その誘惑に逆らえないようにできています。「少しだけテレビを見てからやろう」は「やらない」の第一歩です。

「やること・やらないこと」をきちんとわける

「余計なものを見ない」を徹底するには、「やること・やらないこと」をきちんとわけることに他なりません。迷いの対象となるものさえなければ、「すぐやる」のは簡単なことなのです。家に帰ってテレビをつける習慣のある人は、テーブルやテレビ棚など目につきやすい場所にリモコンを置いていませんか? この状態だと「テレビを見る・見ない」を選択させる環境を作ってしまっていることになるのです。リモコンを見えない場所に置くようにするだけで、「やる・やらない」の選択をする必要がなくなります。そして、あなたが本当にテレビを見たいときだけ、リモコンを取り出せばいいのです。

脳に「場所」と「作業」を記憶させる

「やる・やらない」をきちんとわけることができたら、脳に「場所」と「作業」を記憶させていきましょう。例えば、休憩室では休憩すること、仮眠ベッドには寝る以外の作業(例えば、読書やテレビを見たりなど)をしないようにし、「場所」と「作業」を関連づけ、脳に選択させるような状況を作らせないことが重要です。休憩室で仕事をして、仮眠ベッドのうえで友達とメールしていると、そこの場所でなにをしようかと脳は迷いはじめてしまいます。ですから、ひとつの場所では決められたひとつの作業をすることを習慣づけられればベストです。さらにデスクまわりであれば、そのとき仕事に必要なものだけをデスク上に出しておきましょう。他の仕事に必要なものをデスク上に出しておくことは脳を迷わせることになり、結果作業を遅くしてしまうので要注意!

「すぐやる」ための簡単テクニック

「すぐやる」ためには、「やる・やらない」を迷わせないための環境作りがなにより大切です。下記のような簡単なことからはじめていきましょう!
 
・まずは身の回りを片付ける
生活環境や職場環境の身の回りを整理整頓することがなにより大切です。「やる・やらない」を迷わせないためにも、「すぐやる」ことだけを目の前に出し、「やらない」ものは視界に入らないように片付けましょう。できるだけ机の周りをスッキリさせる人は「デキる」人です。
 
・使ったものはもとの場所に戻す
職場でも家の中でも、使いたいものが見つからないという経験、一度は皆さんもあると思います。使いたいものをすぐ取り出せないというのは探す手間以上に、脳がエネルギーを消耗してしまいます。そのうえ、ものを探すときはいろんなものが目に入ってきてしまいます。片づけをしている時についつい目に入ってきた雑誌を手にとって、読みこんでしまう経験はありませんか? そのとき、ものを探すという作業は目にしてしまったものすべてに「やる・やらない」の選択をしなくてはいけない状況を自らが作ってしまっているのです。ですから、「すぐやる」ことをスムーズに実行するためにも、使ったものは元の場所に戻して探す必要がないようにしましょう。

写真提供:photolibrary(https://www.photolibrary.jp)

・TO DOリストをポストイットに書いて目立つ場所に貼らない
TO DOリストをポストイットで目につく場所に貼ることは、家でも職場でもよくしてしまいがち。「これを覚えておかないと」「あれもやらなくちゃ」とあれもこれも書いて電子カルテのまわりが、ポストイットだらけになっていませんか? 忘れないようにリストアップするのは大切ですが、今やるべき目の前の作業に集中するためにも、TO DOリストは手帳の中などに書いて、予定を確認するときだけ開いて見るように習慣づけましょう。
 
・勉強中はスマートフォンを出さない
職場以外でもスキルアップのために、勉強をしている人も多いかと思います。その勉強中、カフェのテーブルや自宅のデスクのうえに、私用のスマートフォンを置くクセがついてはいませんか? もしその状態で作業や勉強が捗らないようであれば、スマートフォンを一度しまってみてください。急な連絡があるかもしれないと心配なとき以外は、スマートフォンを目の前に置くことはあなたの集中力を奪い、作業や勉強を邪魔する代物でしかありません。メールが届くたびにあなたの脳はスマートフォンを手に取るか、取らないかを悩むことになります。ですから、余計なものをしまってしまうことで、脳にやるべき作業に集中できる環境にしてあげましょう。
 


このように、脳がこれからなにをするか、迷わせないための環境作りをすることで、脳を省エネモードにしてあげることができます。そうなれば、「すぐやる」ことは簡単なこと。日々の時間をより有効に使えて毎日が充実するはずです。あなたも小さいことからはじめていきましょう!

菅原洋平氏 書籍紹介

『すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法』
著者:菅原洋平
出版:文響社
価格:1,490円(税込)
 
『あなたの人生を変える睡眠の法則』
著者:菅原洋平
出版:自由国民社
価格:1,512円(税込)

UP DATE 2017/04/12

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