デキル人へ一歩前進 お役立ちライブラリ

キレイのひみつ、元気の秘訣、おいしいごはん、リフレッシュ術など、皆さん
がちょっぴり気になるアレコレにお答えします!休憩時間や通勤などのスキマ時間にサクッと読めるお役立ちコラムです。

生活習慣の乱れは頭皮にも悪影響? 美髪につながる体の内側のケアとは

交代制勤務の看護師さんや介護士さんは、食生活の乱れや睡眠不足が続くことがあるでしょう。「生活習慣の乱れは頭皮の状態を悪くし、髪に栄養が届かなくなります」と話すのは、しのぶ皮膚科の蘇原しのぶ院長。頭皮の健康を保つための体の内側のケアのポイントについてお聞きしました!

食欲が落ちる夏こそ“しっかり”食べる! 偏りのない食生活を送りましょう

暑さが厳しい夏は、食欲がなくなりがちです。でも、栄養不足は髪の成長に影響を及ぼすため、まずは、“しっかり”食べることが大切です。髪の毛に必要な栄養素は、ワカメやひじきなどの海藻類に多く含まれるミネラル、レバーや枝豆に含まれるビタミンB群などです。これらの栄養素が頭皮の健康を保ち、元気な髪の毛を育ててくれます。ワカメや枝豆はさっぱりしているので、食欲がない日でも食べやすいでしょう。ただ、これらの食品を「毎日絶対に食べる!」と決めても長続きしないため、無理のない程度に食事にとり入れることが理想です。
 
食生活で注意したいことがもう一つあります。油ものばかり食べていると頭皮にニキビができやすくなりますが、これは毛穴が詰まって菌が繁殖している状態です。頭皮は身体の中でも汗や皮脂が多く分泌されるパーツ。油ものを食べることで皮脂分泌が過多となって、毛穴が詰まる原因になるのです。
膿が出ていない場合は、よく乾かして清潔を保てば自然とよくなりますが、症状が改善しない場合は皮膚科を受診し、処方された菌を殺す薬(抗生物質)を服用することが大切です。
 
不規則な勤務の影響で食生活が乱れがちなときは、頭皮や髪によい食材を選んで、いつもの食事にプラスしてみませんか? 例えば、おにぎりだけでなくワカメスープを飲んだり、おやつに枝豆を食べたり……。食生活の乱れを少しずつ解消し、イキイキとした美髪をめざしましょう。

髪の成長のためにも睡眠しやすい環境を整えましょう

美しい髪に欠かせないのが“睡眠”です。睡眠中は、体や脳を休ませて疲労を回復し、体全体の傷ついたところを癒しています。つまり、髪のダメージも修復しているのです。また、髪の成長ホルモンは、夜寝ている間に分泌されるため、ある程度まとまった時間を熟眠することが大切です。質のよい睡眠が美髪をつくる大きなカギとなるのです。
 
夜勤明けなどで昼間に睡眠をとらなければいけないときは、カーテンを遮光性の高いものに変えて部屋を暗くしてみたり、暑い季節はエアコンや扇風機などで適温にしたりと“寝心地がよい部屋”に工夫すると安心して眠ることができます。
 
【睡眠の質をあげるテクニックをもっと知る!】
『不規則な生活でも、きちんと寝ることをあきらめない! しっかり寝るセルフマネジメント技術』
http://www.nursing-plaza.com/useful/detail/1065

ストレスが髪のダメージの原因? 「○○しなければならない」は禁物

ツヤやコシがないなど髪の不調に気づくことはありませんか。それは、ストレスが原因かもしれません。仕事の疲れや職場の人間関係などさまざまなストレッサ―が考えられますが、髪のケアを気にしすぎて「髪によいことをしなければいけない」という強い意識もストレスの原因となり得ます。例えば、大好物の食べ物を「髪によくないから」と急に一切食べないように我慢することもストレスを生んでしまいます。
 
ストレスがかかると頭皮の免疫力が下がるため、菌と戦う力が低下してしまいます。そのため、髪が傷みやすくなり、ツヤやコシがなくなってしまうこともあるのです。また、ストレスから逃れるために、無意識に髪の毛を自分で抜いてしまうこともあります。
 
髪の健康を保つには、何よりもストレスを溜めないことが重要。まずは、自分にとってのストレッサ―が何なのかを把握して負担を軽減しましょう。
 
また、物事を深く考えることも、ストレスにつながります。例えば、健康を保つためには“赤色・黄色・緑色の食材”を使ったバランスのよい食事が大切ですが、「頭皮や髪によい栄養素を!」と深く考えてしまうと、食材選びから神経を使って食事が楽しくありません。あまり深く考えずに、「赤色の食材ならばトマト、黄色の食材ならば卵、緑色の食材ならばブロッコリー」と色を意識して食材を選べば、自然とバランスのとれた食事になります。
 
美髪に関しても、神経質になりすぎずに楽しくヘアケアをしていくことが大切です。たとえ、髪が傷んだとしても気にしすぎることはなく、「疲れているのかも……」と思って少し休憩すると髪の調子が戻ってくるかもしれません!

頭皮マッサージで血流を改良!

ストレスを軽減し、美髪を導く方法でおすすめなのが“頭皮マッサージ”。マッサージをすることで血流がよくなり、頭皮に栄養が届きやすくなります。頭にはたくさんのツボがあるので、5本の指の腹をつかって気持ちのいい箇所を探ってみましょう。仕事終わりのロッカールームや深夜勤務中の仮眠室でマッサージするとリフレッシュできます! ただし、頭のてっぺんを押すことはあまりよくないので、そこだけは注意しましょう。たまの休日には美容室に行きプロにケアしてもらうのもよいでしょう。気分転換になりますし、頭皮も心も癒されます。

美髪を目指すためには、「バランスがよい食事」「睡眠」「ストレスフリー」が鍵となります。日常生活の中で少しずつ意識していき、マイペースに髪や体のケアをしていくことが髪の美しさを保つことにつながるでしょう。

しのぶ皮膚科 院長
蘇原しのぶ 氏

東海大学医学部卒業後、北里大学皮膚科、獨協大学皮膚科を経て、白斑専門の新宿皮フ科副院長。2016年にしのぶ皮膚科開業。 皮膚科・皮膚外科歴13年。 ヒアルロン酸、ボトックス治療に造詣が深い。 オールアバウト美と健康のガイドでもあり、執筆、テレビ、ラジオ、などのメディア活動も精力的にこなしている。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医。アトピー性皮膚炎治療を専門とし、アトピーチャンネルの総監修などもしている。 

UP DATE 2017/08/21

お役立ちライブラリTOPへ

美容・健康 の最新記事

注目の記事をPick UP!!!

ページの先頭へ戻る