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自分の頑張りを見える化しよう!
看護師・介護士にこそ知ってほしい手帳の活用術

看護師や介護士の皆さんは、手帳をどのように活用していますか? 手帳は、単なるスケジュール管理だけのツールではなく、実は、使い方次第でさまざまなメリットをもたらしてくれるお役立ちツールでもあります。今回は、看護学校や福祉の専門学校で手帳活用術を教えるなど、手帳セラピストとして幅広く活躍されているさとうめぐみさんに、看護師さんや介護士さんにおすすめの手帳活用術をお聞きしました。

手帳は「一年間の記憶媒体」。
自分の満足度をUPしてくれる癒しのツール!

そもそも、手帳にはどのような役割があると思いますか? 多くの人が自分のスケジュール管理のために手帳を使用していると思います。しかし、手帳を「スケジュール管理するもの」だけではなく、「自分の一年の記憶媒体」として活用することで、例えば仕事のやりがいを見つけることができたり、プライベートの時間を上手く使えるようになったりと、今以上に充実した毎日を送ることができるようになります。
 
さらに、手帳を記憶媒体として活用することの最大のメリットは、今まで気づきにくかった「自分の頑張り」を目に見える形で残すことができるということです。例えば、急患の対応に追われながら、なんとか夜勤を乗り切った日のことを手帳に残してみる。こうした、日々職場で奮闘する自分の記録を記して積み重ねていくことで、一年を振り返った時の充実度は格段に上がり、次の仕事への意欲にもつながります。
 
また、積み重ねた「頑張りの記録」は、自分自身に「私はこんなに頑張っている」という自信をあたえ、自己肯定力を高めてくれます。自分の頑張りをしっかりと証明してくれる手帳というツールが、毎日の忙しさでたまった心と体の疲れを癒してくれる存在となるのです。
 
しかし、まずは手帳本来の役割であるスケジュール管理とタスク管理をしっかりと行うことが、何よりも日々を充実させるための第一歩。スケジュールや自分のタスクの管理方法を少し工夫するだけで自分の時間をもっと上手に使えるようになりますよ。

マンスリーとウィークリーを上手に使って
スケジュールとタスクを管理しよう

はじめに、手帳の基本であるスケジュールとタスク管理の書き方をマスターしましょう。手帳にはさまざまな種類がありますが、おすすめはマンスリーとウィークリーが分かれていて、かつウィークリーのページがバーチカルになっているタイプのもの。手帳の見開きの横軸に1週間分の日付、縦軸に1日の時間軸が印刷されたタイプのバーチカルタイプは一週間を全て同じ幅で見ることができるため、土日平日関係なく働く看護師さん、介護士さんには特におすすめです。
 
マンスリーには、友達とのディナーの約束や美容院などの“人との約束”を書きましょう。予定を合わせる必要がある他人との約束は、月全体を見渡すことができるマンスリーに書くことがおすすめです。一方、ウィークリーには“自分との細かい約束”を書きます。例えば、「ミーティングの資料を作る」などといった自分のタスクを記すことで、今まで頭の中で管理していた自分の仕事の記録を残していくことができます。他人と時間を共有する予定と、自分一人で完結する予定とを分けることで、自分の持ち時間を「見える化」することができるのです。
 
さらに、ウィークリーに自分の細かいタスクを書き込むことを習慣づけることで、自分のタスクが整理され、物事をよりスムーズに進められるようになります。例えば、看護研究発表のためのレポートを提出する予定があったとしましょう。レポートを提出するために必要なタスクは「レポートを書く」ことだけではありません。テーマについて考えたり、図書館で調べ物をしたり、看護師長や先輩に質問したりと、レポートを書くためには多くの事前準備が必要ですよね。物事を達成するために必要な事前のステップ=自分のタスクを、自分の手帳に「見える化」して落とし込むことで、他の予定との調整もしやすくなり、物事のゴールに着々と向かうことができるようになります。
 
マンスリーとウィークリーを使い分けることで、「自分が使える時間」をしっかりと把握することができるため、時間と上手く向き合うことができるようになるのです。

スケジュールだけじゃない!
目標は手帳で管理することが達成の近道

手帳は、一年の目標を管理するのにもピッタリなツールです。「今年はこんな一年にしたい」、「今年こそは資格を取りたい」といった大きな目標を記すことをおすすめします。日時や予定を管理する手帳に自分の目標を書くことで、無意識に目標と時間を繋げて意識するようになります。目標を達成するために自分が使える時間はどれくらいあるのかをすぐに調べることができるので、行動にも繋がりやすくなるのです。
 
目標を書く場所としておすすめなのが手帳の表紙の見返し。手帳を開くたびに目標が目に入るようになり、常に目標を意識することができます。まずは「書く」という、目標達成のための第一歩を踏み出してみましょう。

春分の日は新しいことを始めるのにピッタリ!

3月21日は春分の日。昼と夜の長さが等しくなるこの日は、新しいことを始めたり、見直したりするのにぴったりの日だと言われています。1月は忙しくて今年の目標や計画などを考える暇がなかったという人はもちろん、すでに目標や計画を立てているという人も、少し時間が経ったこの時期に、あらためて自分の今年の計画を見直してみてもよいでしょう。新年度である4月に合わせて、春分の日を自分と向き合う一日にしてみてはいかがでしょうか。新たなスタートに、手帳を新調するのもおすすめですよ。

手帳に「あとがき」をして
自分の感情を見える化しよう

いくつか手帳の活用術をお伝えしてきましたが、最もトライしてほしいのが「あとがき」です。例えば、「患者さんにこんなことを言われてショックだった」というような、業務上の日誌に書けないようなことも自分の手帳には書いていいのです。出来事に対する率直な感情を、心の中だけでなく外に出して「見える化」することで、「次からはこの患者さんにはこういう声かけをしてみよう」というように、冷静に物事を見つめられるようになります。その気づきも、手帳に残しておくといいでしょう。仕事終わりに職場やカフェで手帳を開き、その日の自分の行動や感情を短い文章でよいので記すようにしてみてください。
 
特に看護師さんや介護士の方は、命を預かる仕事柄、ヒヤリハットなどどうしてもネガティブな報告書が多くなりがちです。さらに、新人のころは評価よりもダメ出しをされることが多く、仕事のやりがいを見つけることも難しくなるかもしれません。そんな中でも「患者さんのご家族に喜んでもらえた」「こうしたら、患者さんが笑ってくれた」などを「あとがき」として残すことで、日々の「良かったこと」、「嬉しかったこと」に気づくことも上手くなり、仕事のやりがいを、少しずつでも自分の手帳に積み重ねていくことができるのです。
 
手帳は自分の仕事や目標、感情など、さまざまな場面の自分自身を残すのにピッタリのツールです。「自分の記録」は、必ずあなたの頑張りを証明してくれます。手帳を上手く活用して、今年一年をさらに充実したものにしてみませんか?

後編では、具体的な手帳の活用法をお伝えいたします!

手帳セラピスト さとう めぐみ氏
 
昭和女子大大学院博士後期課程(日本文学) 修了
手帳を用い、時間を有効に使って夢や願いを叶える方法
「手帳セラピー」を考案。
手帳セラピストとして、手帳やノートを使った
自己実現やセルフセラピー術に関するレクチャーを行う。

『幸せおとりよせ手帳』シリーズは多くの手帳ファンを虜にしている。

UP DATE 2018/03/19

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