NEWS 2018

医療 2018.02.27

足りない遺伝子を感染細胞から奪って増殖 インフル新薬開発に期待(東京大・京都大チーム)

2018年2月24日、東京大学や京都大学のチームが
インフルエンザウィルスは遺伝子の一部が足りないと、
感染した細胞から足りない遺伝子を奪って増えることが分かったと英科学誌に発表しました。
 
インフルエンザウィルスの遺伝子は8本のリボ核酸(RNA)で構成され、
増える時にはRNAを決まった位置に並べた上で子孫のウィルスを作ります。
チームはRNAが一本足りないウィルスを人工的に作り出し、
イヌの腎臓細胞に感染させて、どのように増えるかを電子顕微鏡で観察。
 
その結果、ウィルスが増える時には1本足りないはずのRNAは
感染した腎臓細胞から補われ、8本になっていることが判明しました。
 
チームの河岡義裕・東大教授は、
「ウィルスの増え方が正しく分かれば、
新しい抗インフルエンザ薬の開発にも役立てられる」とし、
新薬の開発に期待が寄せられています。

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