NEWS 2018

医療 2018.06.05

インフルエンザの「プレパンデミックワクチン」のタイプを変更へ、2019年度以降(厚生労働省)

2018年5月末、厚生労働省の専門家委員会は、
新型インフルエンザの流行前に、医療従事者など特定の人に予防接種する
「プレパンデミックワクチン」について、
備蓄するワクチンのタイプを変更する方針を決定しました。

インフルエンザのプレパンデミックワクチンは、2006年から備蓄を開始。
これまで、世界各地で人への感染が確認され、流行の可能性が高いとされた
鳥インフルエンザ「H5N1型」のウィルスをもとに製造、備蓄されてきました。
しかし、2013年からは、中国を中心に「H7N9型」の感染報告が1500人を突破。
死者数も613人にのぼっています。
このような状況を受け、同専門家委員会は、
H7N9型の流行に備えられるタイプへの変更を決定したと考えられます。

国は、常に1000万人分のプレパンデミックワクチンの備蓄を目標にしていますが、
そのうち900万人分のワクチンが2019年度中に有効期限切れとなるため、
そのタイミングでワクチンのタイプが変更される見込みです。

また、同専門家委員会では今後、
プレパンデミックワクチンの備蓄そのものの必要性についても検討していく方針。
その理由としては、
・備蓄している型のウィルスが流行するとは限らない
・ワクチンの製造方法として、鶏卵を使わない「細胞培養法」が確立され、
製造スピードが速まっている
ことが挙げられます。
 
 

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