NEWS 2018

医療 2018.06.25

DPC対象病院、200床未満では増加の一方、400床以上では頭打ちに(厚生労働省)

2018年6月20日に行われた中央社会保険医療協議会・総会で、厚生労働省は、
DPC対象病院・準備病院の規模(見込み)を公表しました。

DPC(Diagnosis Procedure Combination、診断群分類包括評価)とは、
従来の診療行為ごとの点数をもとに計算する「出来高払い方式」ではなく、
入院期間中に治療した病気の中で最も医療資源を投入した一疾患のみに
厚生労働省が定めた一日当たりの定額の点と、従来通りの出来高評価部分を
組み合わせて計算する方式のこと。
行政として医療費を削減できるだけでなく、
医療機関がより効率的な治療を提供することで、
治療期間の短縮、過剰な検査や投薬の削減など、患者側へのメリットも見込まれています。

DPC制度がスタートしたのは2003年。
当初82病院だった対象病院数は、2009年には1282病院と4桁台に。
2018年度には、2017年度より66病院増加し、1730病院へと拡大を続けています。
特に、病床数が200床未満の対象病院は毎年増加。
直近三ヶ年を見ると、100床未満は2016年度が243病院、2017年度が266病院、
2018年度が303病院に、100床以上200床未満では、2016年度が420病院、
2017年度が434病院、2018年度が463病院と推移しています。
一方、500床以上の対象病院については、2014年度の277病院をピークに減少傾向に。
2018年度は256病院に留まっていました。

また、DPC制度に参加することを希望しているDPC準備病院数は、
2018年度には100床未満が158病院、100床以上200床未満が95病院だったのに対し、
200床以上300床未満では、2016年度の17病院から2018年度は7病院へ、
300床以上400床未満は、2015年度の12病院から2018年度は2病院とへと減少。
400床以上では、2016年度からゼロが続き、
DPC対象となる病院が当面はない状況となっています。

厚生労働省は、DPCの導入を推進していきたい考えですが、
今後の動向はいかに……。

 

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