NEWS 2018

看護 2018.07.18

「日本特定看護師協会」を設立、特定看護師のフォローアップへ(日本慢性期医療協会)

2018年7月12日、日本慢性期医療協会(日慢協)は、
「特定行為に係る看護師(特定看護師)」のフォローアップのために、
「日本特定看護師協会」(仮称)を設立する方針を明らかにしました。

「特定看護師」とは、特定行為研修を受講した看護師のこと。
医師が不在の場合でも38の医療行為を処置できるほか、条件付きで在宅の現場における
看取り行為も認められており、在宅医療やチーム医療において大きな役割を担う存在です。

高齢化問題が深刻化する2025年を見据えて、在宅医療などを推進するにあたり、
熟練した看護師のみではケアをカバーし切れないと国は判断。
一定の診療の補助を行う看護師を養成するために、2015年10月、
「特定行為に係る看護師の研修制度」をスタートさせました。
これにより、呼吸器や栄養などに関する特定行為の研修を修了した「特定看護師」が、
医師の判断を待たずに、手順書に沿って一定の診療の補助を行うことが
可能となっています。

こういった状況の中、日慢協では、「特定看護師」同士の交流や指導者の養成のために、
「日本特定看護師協会」(仮称)を設立。
実務内容を忘れないよう終了後研修を行ったり、修了者らによる学会を開催し、
問題共有につなげたりといったフォローアップを行う計画です。

日慢協の武久会長は、医師の代わりになる人材が特に必要な慢性期と在宅医療の分野で
「特定看護師は力を発揮するのではないか」と述べており、
修了者が増加すれば、訪問看護ステーションや介護施設、介護医療院などでの
責任者を医師ではなく「特定看護師」が担えると期待感を示しています。

「日本特定看護師協会」(仮称)は、2018年秋ごろ設立総会を開催し、
2019年1月ごろに研修修了者による学会を開催する予定です。

 

NEWS一覧へ戻る

こちらに掲載されている情報は、発表現在の情報です。日時・内容の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

ページの先頭へ戻る