NEWS 2018

医療 2018.10.04

肺炎球菌、8割超が薬剤耐性菌であることが判明(新潟大学)

2018年10月2日、新潟大学は
同大学大学院医歯学総合研究科(歯学系)の
永井康介・歯科医師らの研究チームが、
中耳炎患者から分離された肺炎球菌の8割超が
マクロライド系抗生物質の効かない耐性菌であることを
明らかにしたと発表しました。
 
永井歯科医師と同研究科の土門久哲助教、寺尾豊教授、
しおかぜ医院の木村征医師の研究チームは、
2014年-2017年に新潟市の中耳炎患者から分離された
2608株の肺炎球菌を調べたところ、
82%がマクロライド系抗生物質の効かない耐性菌でした。
 
肺炎球菌は、抗生物質を頻繁に使っていたことなどに伴い、
耐性菌が増えています。
この状況を改善するため、
国は「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン」と称し
2020年までにマクロライド系抗生物質の人口1000人あたりの
一日の使用量を13年の水準と比べて50%削減する目標を掲げています。
 
この研究で、市中で日常生活を過ごす人たちにも、
マクロライド系抗生物質が効かない耐性肺炎球菌が
広く流不していることを示すことができたと説明。
この研究成果は、国際化学雑誌
「Journal of Infection and Chemotherapy」の電子版にも掲載されました。
 

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