1月23日、群馬県立小児医療センターは、
呼吸補助の管が外れていることに気付かず、
10代の男性患者が一時心肺停止となる
医療事故があったと発表しました。
事故が起きたのは2019年8月。
事故当日の早朝、
患者の脈拍などを示すモニターに異常が出ましたが、
看護師は機器の故障だと思い込み、
男性患者の管が外れていることに気付きませんでした。
男性患者は蘇生しましたが、
低酸素脳症のため昏睡状態が続いている状態です。
同県病院局は、管理監督上の責任があったとして、
院長と看護部長を厳重注意処分、看護師長を注意処分としました。
また、同センターは再発防止として、
看護教育の見直しなどに取り組むとしています。