4月7日、安倍晋三首相は新型コロナウイルスの感染が
全国的に広がっていることを受け、
新型インフルエンザ等対策特別措置法(特措法)に基づく
「緊急事態宣言」を発令しました。
緊急事態宣言の対象は
東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の1都道府県。
期間は4月8日から5月6日までの1か月間です。
7日に改正された基本的対処方針では、医療体制について、
〇軽症者などは自宅療養とし、医師が必要と判断した場合には
オンライン診療を行う体制を整備すること
〇 がん専門病院や産婦人科など、重症化しやすい人が来院する医療機関は、
新型コロナウイルスの感染が疑われる人の外来診療を原則行わないようにすること
〇 延期が可能と考えられる予定手術や予定入院の延期を検討すること
などの具体的な取り組みが盛り込まれました。
また、東京都では緊急事態宣言に先立って小池百合子知事が会見を行い、
今後の医療体制について、軽症者をホテルなどの宿泊施設に移す考えを示し、
7日に入院中の患者移送を開始しています。