新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、
政府は全国の妊婦に向け布製マスクを配布するとして、
4月14日に全国の市町村に合わせて50万枚のマスクが発送されましたが、
自治体側から「汚れがついている」との報告が相次いだため、
配布を一時停止しました。
不良品は変色や異物混入などが報告されており、
21日午前の段階で、143市区町村で7870枚にのぼっています。
配布しているマスクはすべて
国内企業が海外の工場で製造したもので、
加藤厚生労働相は記者会見で、
「問題があるものは早急に回収し、原因を分析したい」と述べました。