NEWS 2020

医療 2020.07.29

医療現場の混乱回避のためインフルエンザの予防接種を 高齢者の接種開始前倒しも(京都府乙訓地域)

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
京都府の乙訓地域では、インフルエンザの予防接種率を
上げようとする動きが出ています。
新型コロナウイルス感染症との見分けがつきにくい
インフルエンザの患者を少なくし、
医療機関や患者の混乱を防ぐことが目的です。
 
インフルエンザの流行時期は冬が最も多く、
通常であれば、医療機関側はインフルエンザの検査に特別な準備は必要ありません。
しかし、今冬は患者の中に新型コロナウイルスの感染者が含まれる可能性があり、
防護服や防護マスクなどの確保が必要になることが想定されます。
ただし、そのような厳重な検査態勢を地域の各医療機関が
十分に整えるのは実際には難しいとの懸念もあります。
 
そこで、インフルエンザの検査を受けに来る患者を少しでも減らそうと、
乙訓医師会は地域の担当者と対策を協議。
インフルエンザの予防接種に公費助成がある
65歳以上の接種の開始時期について、
毎年11月1日だったのを約2週間早める方向で調整しています。
 
同医師会の斉ノ内良平会長は
「もし今冬にインフルエンザが大流行すると、
新型コロナとの区別で医療現場が混乱することも予想される。
高齢者だけでなく、できるだけ多くの人に
インフルエンザの予防接種を受けてもらいたい」
と話しています。
 

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