NEWS 2020

医療 2020.08.19

コロナ禍での高齢者の熱中症対策に活用「高齢者のための熱中症対策ハンドブック」(国立長寿医療研究センター)

全国的に例年よりも遅くなった梅雨明け。
全国各地で35度を超える猛暑日を記録し、
17日には静岡県浜松市で41.1℃を記録。
2018年7月に埼玉県熊谷市で観測された国内最高気温に並びました。

本格的な盛夏を迎え、注意すべきが「熱中症」です。
令和元年の熱中症による救急搬送状況(東京消防庁)によると、
例年、梅雨明けから夏本番までのシーズンに救急搬送人員が急増。
また、全体の救急搬送人員のうち約53.3%が65歳以上の高齢者で、
熱中症の発生場所としては「住宅等居住場所」となる屋内が
全体の40.2%と、最も多い結果となりました。
 
さらに今年は、新型コロナウイルス感染症予防対策のため、
自宅で過ごす時間が増えたり、
マスクを着用したまま屋外に出ることによる、
高齢者の熱中症リスクがいっそう高まっています。
 
そこで活用してほしいのが、
国立長寿医療研究センターが今年の6月に発表した、
「高齢者のための熱中症対策ハンドブック」です。
当ハンドブックでは、例えば、屋内外で過ごす場合の熱中症予防策を紹介。
特にマスクについては、着用することで顔面の温度が上昇し、
呼吸のしづらさから、身体への負担も大きくなります。
「自宅で家族のみと過ごす場合であれば、
負荷を避けるためにも、原則マスク着用の必要はない」とし、
屋外での熱中症予防では
直射日光や輻射日光を避けることに加え、
適宜マスクを外すことを推奨しています。
 
その他、水分摂取の方法や運動への取り組み、
社会的孤立の予防、体調管理の方法、
認知症の人を介護する人に向けた項目などもあり、
高齢者の熱中症対策について充実した内容となっています。
 
詳しくはこちらから
「新型コロナウイルス感染症対策下における高齢者のための熱中症対策ハンドブック」

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