NEWS 2020

医療 2020.09.16

国内初の新型コロナウイルス感染症薬物療法国内ガイドラインを公開(日本救急医学会・日本集中治療医学会)

9月9日、日本救急医学会と日本集中治療医学会は、
新型コロナウイルス感染症の薬物療法に特化した診療ガイドライン
(COVID-19薬物療法に関するRapid/Living recommendations)を
両学会のホームページで公開しました。
これは、臨床医が新型コロナウイルス感染症に対し、
より確実な医療的根拠に基づいた診察ができるよう、
当感染症の薬物療法に関して最新情報を提供するもの。
薬物療法に関しては、国内初のガイドラインとなります。
 
ガイドラインでは、新型コロナウイルス感染症に効果が期待されている
主な薬物療法について現時点での推奨の強さ、判断にいたった背景や根拠を提示。
 
①抗インフルエンザウイルス薬ファビピラビル(商品名:アビガン)の投与
→「酸素投与を必要としない軽症患者」に対しては「弱く推奨」
 
②抗ウイルス薬レムデシビル(商品名:ベクルリー)の投与
→「酸素投与/入院加療を必要とする中等症患者、
人工呼吸器管理/集中治療を必要とする重症患者」に対しては「弱く推奨」
 
③ステロイド薬デキサメタゾン(商品名:デカドロンほか)の投与
酸素投与/入院加療を必要とする中等症患者、
ならびに人工呼吸器管理/集中治療を必要とする重症患者に対しては「強く推奨」
 
この他、に抗ウイルス薬ハイドロキシクロロキンや
IL-6 受容体拮抗薬トシリズマブ(アクテムラ®)などについても記載しています。
 
両学会では、当ガイドラインを
「迅速作成かつオンタイム更新を実施する
Rapid/Living recommendations」と位置づけており、随時更新していく方針。
医療従事者には「常に最新版の情報を利用してほしい」としています。

NEWS一覧へ戻る

こちらに掲載されている情報は、発表現在の情報です。日時・内容の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

ページの先頭へ戻る