NEWS 2020

介護 2020.11.16

来年度より、通所介護に「口腔機能のスクリーニングを評価する加算」を新設する方針(厚生労働省)

厚生労働省は、来年4月の介護報酬改定に向けて、
利用者の「口腔機能のスクリーニングを評価する加算※」を
通所介護(デイサービス)に新設することを検討する方針。
一定期間ごとに介護職員が実施し、
得られた情報をケアマネジャーと共有することなどを要件とする考えです。
 
通所介護には既に、半年ごとに利用者のBMIや体重、
食事摂取量などを確認し、その情報をケアマネジャーと
共有した事業所が算定できる「栄養スクリーニング加算」があり、
それとセットで取り組むことを求めていくといいます。
 
国が2018年度に実施した調査によると、
通所系サービスの利用者のうち
歯科を受診する必要が「ある」と診断された人は59.1%。
残存歯や舌圧、舌運動、嚥下などの項目で
基準値以下と判定された人は、それぞれ60%以上にのぼっています。
また、口腔の健康と認知症の発症リスクが関係していることを
示すデータも報告されています。
 
今回の加算は、利用者の自立支援・重度化防止につながる
サービスを提供するよう現場に促す施策の一環。
個々の口腔・栄養の状態を的確に把握したうえで、
より良いケアの提供につなげてもらう狙いがあります。
 
同省は現在、介護職員が口腔機能を効率的に評価するための
スクリーニング項目を検討中。
それを基に、加算の標準様式を示す準備もあわせて進めています。
 
 
※加算:介護報酬において、事業所に支給されるサービス費のうち
一定の基準を満たしている介護事業所が、サービス体制を
特に強化した場合に加算されるもの。 主に介護職員の賃金アップに
充てることを目的としている。

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