12日、全日本民主医療機関連合会(民医連)は、
新型コロナウイルス感染拡大による看護学生への影響について
行われた調査の結果を発表しました。
調査は2020年9月から10月の間で実施され、1127人が回答。
看護学生の27.2%が生活費や授業料の支払いなどで
影響を受けていることが判明しました。
また、看護師を養成する大学や短大、
専門学校などの多くは感染防止のため、
病院実習前のアルバイトを禁止している一方で、
実習中もバイトをしないと
生活できないと回答した学生は17%にのぼりました。
民医連は「家族の収入減少や、
感染予防のためのアルバイト禁止などで、
経済的な困難を抱える学生が増えている」と分析しています。