NEWS 2021

医療 2021.02.03

検疫すり抜け感染か 国内流行とは異なるタイプの新型コロナウイルスを検出(東京医科歯科大学医学部附属病院)

1月29日、東京医科歯科大学の研究グループは、
現在、国内で感染が拡大している新型コロナウイルスとは異なるタイプのものが
入院患者3人から検出されたと発表しました。
空港の検疫以外で検出されたのは初めてだと言います。

グループでは、同大学病院に入院した新型コロナウイルス感染症患者の検体を採取し、
ウイルスの遺伝情報を調査していました。
今回検出されたウイルスは、
英国などで流行していたものと同じタイプのもの。
日本でも今冬、空港検疫で検出されていました。
しかし、後に英国や南アフリカから報告されていた
変異ウイルスとは異なるタイプということです。
現状、感染力や重症化のしやすさなどは、
国内で流行しているものと大きく変わらないと考えられていると言います。

3人は、昨年11月~12月下旬にかけて入院しており、
いずれも海外の渡航歴はありませんでした。
検疫をすり抜ける形で国内に入り込んだ可能性が高いとみられています。

同グループの武内講師(ウイルス学)は、
「症例もわずかなので、引き続き解析と調査が必要」であることに加え、
「海外から別の系統のウイルスが入ることで、
さらに変異が起こる可能性もある。
水際対策の強化とともに個人でも感染しない、
広げない行動を取ることが大切だ」と話しました。

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