NEWS 2021

医療 2021.02.10

子宮頸がんワクチンで組織異常が起きるリスク減少(大阪大学ほか)

大阪大学などの研究グループが、子宮頸がんワクチンを接種した女性は、
がんの前段階となりうる異常が起きるリスクが減少していたという
研究結果をまとめました。
 
当研究グループでは、全国の31の市町村で
2013年から2017年の間にがん検診を受けた20歳から24歳の女性を調査。
検診で、子宮頸がんやがんの前段階にあたる組織の異常と診断されたおよそ2,500人と、
異常がみられなかった約1万2,000人、
合わせて約1万5,000人を分析しました。
 
このうち、子宮頸がんワクチンを接種していた女性は約3,000人で、
分析の結果、ワクチンを接種した人は接種していない人に比べ、
がんの前段階にあたる軽度の組織異常になるリスクが、
およそ58%低くなっていたということです。
さらに、中程度の組織異常となるリスクは
およそ75%低くなっていることも判明。
また、子宮頸がんと診断された8人のうち、
ワクチンを接種していた人はいませんでした。
 
当研究グループの大阪大学大学院医学系研究科の池田さやか医師は
「子宮頸がんのワクチンについては不安を覚える人も多いと思う。
科学的な根拠を正確に伝えることで、接種について判断する手助けになれば」
と話しています。

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