NEWS 2021

医療 2021.03.10

歯磨きが新型コロナウイルスの感染予防に効果(日本歯科医師会)

日本歯科医師会は、「ニューノーマル時代の歯磨きの新しい意味とは?」
(執筆・監修 神奈川県歯科大学副学長 槻木恵一氏)と題して、
「新型コロナウイルスなど感染症対策における歯科の重要性」に
関する情報を当会HPに掲載しました。
 
口腔は、新型コロナウイルス感染症の入口になる可能性が示唆されています(※1)
当会の研究でも、新型コロナウイルスの生体内侵入に必要な分子が、
口腔粘膜、唾液、舌苔にあることが発見されていました(※2)。
 
記事によると、歯磨剤に含まれる比較的有名な成分、
ラウリル硫酸ナトリウムやテトラデセンスルホン酸ナトリウムなどが
新型コロナウイルスの感染予防、および口腔内のウイルス量の減少に
効果が期待できるとのこと。
 
さらに、口腔を潤す唾液中には、
インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスをブロックする
IgA抗体が認められていますが、
この抗体が効果的に働くには、口腔が清潔であることが大切です。
 
つまり、口腔の清潔を保つための歯磨剤を用いた歯磨きが、
むし歯や歯周病の予防と同時に、
ウイルス感染対策にも効果をもたらす可能性があるということです。
気軽にできる健康対策、および感染対策として
ぜひ、積極的な歯磨きの呼びかけをしていきましょう。
 
槻木副学長らの共同研究の内容は、
3月19日~22日にオンラインで開催される
「日本化学会 第101春季年会」にて発表される予定です。
 
※1… Isho B. et al. Sci. Immunol. 10.1126/sciimmunol. Abe5511 (2020).
※2…Sakaguch W. et al. Int. J. Mol. Sci. Aug 20;21(17):6000. doi: 10.3390/ijms21176000. (2020).

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