NEWS 2021

医療 2021.05.31

タマネギに多く含まれる「ケルセチン」が認知機能維持に役立つことを報告(岐阜大学等の研究グループ)

5月21日、農研機構、北海道情報大学、岐阜大学等の研究グループは、
タマネギに含まれる「ケルセチン」が、加齢に伴い低下する
認知機能の維持に役立つことを論文で発表しました。
 
高齢化が進む現在、食生活を介した認知症予防や
加齢による認知機能低下の改善が期待されています。
そこで、同研究グループでは、野菜やお茶、果物等に広く含まれており、
タマネギに特に多く含まれる「ケルセチン」の健康機能性に着目。
タマネギのケルセチンが認知機能に及ぼす影響を研究してきました。
 
今回の研究では、60~80歳の健康な男女70人に、
ケルセチンを多く含む、またはケルセチンを含まないタマネギ粉末を
約5か月間毎日食べてもらい、摂取前後に一般的な認知機能検査である
ミニメンタルステート検査を実施。
その結果、ケルセチンを多く含むタマネギを食べた人は、
ケルセチンを含まないタマネギを食べた人に比べて、
摂取後に検査の点数がより大きく増加することが確認されました。
これは、日常の食事の中で摂取するタマネギが、
加齢に伴い低下する認知機能の維持に役立つ可能性を示しています。
 
同研究グループでは今後、本成果に基づき、
ケルセチンを関与成分とし、加齢に伴い低下する認知機能の
維持に役立つ機能等を表示する、
生鮮タマネギの機能性表示食品の届出を目指すとしています。

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