NEWS 2021

医療 2021.09.08

新型コロナ感染者の48%に後遺症(東京都世田谷区)

東京都世田谷区は、新型コロナウイルスに感染した
区民や区内病院に入院した方を対象に行った、
後遺症に関するアンケートの速報結果を公表しました。
回答を得た3710件からは、症状がおさまっても、
様々な後遺症の症状や退院後の不安などに苦しむ姿が浮き彫りとなりました。
 
区は、今年4月15日時点で区保健所に提出された
「発生届」をもとに、コロナ感染者8959人にアンケートを依頼。
調査期間は7月16日から8月6日で、
郵送とインターネットで3710名(有効回収率41・4%)から回答を得ました。
 
回答者のうち、「後遺症がある」と答えたのは1786名(48・1%)、
「ない」は1830名(49・3%)と、ほぼ同率となりました。
後遺症の有無の割合を年齢別でみると、
30、40、50代で「ある」がいずれも半数を超えています。
後遺症の症状別で最も多かったのは嗅覚障害で971件。
次いで、全身のけんたい感が893件、味覚障害が801件と続きました。
 
アンケートでは療養中や、療養後に困ったことについても質問。
家族への感染の不安が1169件、療養生活での不安やストレスが1033件と
体調や健康面への不安が最多となりました。
ほかに、「自宅待機中の生活」「うわさなどへの不安」
「風評被害・誹謗(ひぼう)中傷」など、経済的な不安もあるが、
家族や自身の体調や周囲からの目への不安を訴える声も目立つ結果となりました。
 
保坂展人区長は「後遺症に苦しむ人がこれだけ多いとわかり、
胸が痛くなった」とし、コロナ治療の延長として、
後遺症治療が必要だとの考えを示しています。
最終結果は10月下旬にまとめて掲載される予定です。

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