NEWS 2021

医療 2021.12.15

来年4月から、新たな着床前検査「PGT-A」実施へ 不妊、流産経験者を対象に(日産婦)

11日、日本産科婦人科学会は、
着床前検査における新たな技術「PGT-A」を、
来年4月から実施する方針を発表しました。
当検査は、全国に100施設余りある学会の認定施設で、
順次導入、実施していくとしています。
 
PGT-Aとは、着床前胚染色体異数性検査と呼ばれる検査です。
体外受精によって得られた受精卵(胚)の染⾊体数を、
子宮に移植する前に調べる検査で、欧⽶では流産を防ぐ⽬的で既に実施されています。
 
PGT-Aは、移植前に胚の染⾊体数を評価することで、
染色体数に過不足がある胚があった場合には移植から除外し、
流産のリスクが減ることが期待されます。
さらに染色体数が正数の胚を移植できれば、妊娠率の向上も期待できます。
 
実施を決めた理由として学会は、「おととしから臨床研究を行い、
流産を減らす効果が期待できるという一定の結論が出た。
ルール作りが必要な段階になった」と話しています。
 
検査の対象は、体外受精を2回以上連続して行っても妊娠に至らない夫婦や、
流産や死産の経験が2回以上ある夫婦で、年齢制限は設けないとのこと。
検査の実施には体外受精が必要なうえ、
受精卵が傷つくなどのリスクも伴うことや、
誰を対象に行うと最も効果があるのか世界的にもまだはっきり分かっていないため、
検査対象を限定しているとしています。

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