NEWS 2021

医療 2021.12.22

アルツハイマー病新薬「アデュカヌマブ」 EU当局承認せず 再審議要求(エーザイ株式会社)

欧州連合(EU)の薬事当局「欧州医薬品庁(EMA)」は17日、
アルツハイマー病の新薬「アデュカヌマブ」について、
販売承認すべきでないとする見解を公表しました。
 
この理由として、EMAは
「この薬は脳の中のアミロイドβは減らすものの、症状の改善は立証されていない。
全体としては、アルツハイマー病の治療に効果があると示されていない」
などとしています。
 
これを受け、承認申請した米バイオジェン・インクは、再審議を求めると発表しました。
 
アデュカヌマブは、アルツハイマー病の進行を抑えることを目的に、
同社と日本のエーザイ株式会社が共同開発した新薬。
脳内にたまった異常なたんぱく質「アミロイド βベータ 」を除去し、
神経細胞が壊れることを防ぐ働きがあるとされています。
 
6月、米国では、進行抑制の効果が十分確認されていないことなどから、
追加の臨床試験を行う条件がついたものの、迅速承認されています。
また、アラブ首長国連邦(UAE)でも、すでに承認されているとのこと。
 
日本においても、すでに承認申請が出されており、
22日に開かれる厚生労働省の専門家部会で、
承認の可否が審議される予定となっています。

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