東京大学医科学研究所などは、
新型コロナウイルス感染症のオミクロン株の
5つの系統に対する治療薬の効果について研究結果を発表しました。
この研究は、ウイルス感染部門の河岡義裕特任教授らの
研究グループによって実施されたもの。
その結果、承認済みの抗ウイルス薬
「レムデシビル」「モルヌピラビル」「ニルマトレルビル」の3種が
現在感染が拡大している「BA.5」に対しても
感染やウイルスの増殖を抑制することが判明しました。
本研究で得られた成果については、
医療の現場での適切な治療薬の選択に役立つだけでなく、
行政機関がコロナ対策計画を策定、実施する上で
重要な情報になるだとうと指摘しています。
本研究成果は、7月20日米国医学雑誌「New England Journal of Medicine」の
オンライン速報版で公開されました。
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