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2026/9

【レポート】未来の看護師への扉をひらく、看護体験イベント「miniナスみら2026」開催!

【レポート】未来の看護師への扉をひらく、看護体験イベント「miniナスみら2026」開催!

2026年8月30日、ケアコム東京オフィスにあるシミュレーション施設“Studio C”で「miniナスみら2026」が開催されました。
中学生・高校生を対象に実施された本イベントでは、実際の医療機器を用いた看護体験と、現役看護師の方々によるトークリレーを実施。トークリレーは、会場とオンラインの両方から参加できるハイブリッド形式で行われました。看護に興味をもつ中高生が参加し、よりリアルな看護に触れる機会となった本イベントの様子をレポートします!

最新の医療用ベッド体験。初めて味わう機能に驚きの連続!

看護体験では、医療用ベッド体験や沐浴体験、採血体験や高齢者体験、車いす体験等さまざまなプログラムが用意されました。

参加者はStudio Cに常設されている最新の医療用ベッドに横たわったり、センサー付きのマットのセンサーを作動させてみたり、ベッドが起き上がり等の動きを検知し、その情報がナースコールの親機に表示される仕組みを見学。実際の病院さながらの最先端の医療設備を体験しました。

参加者からは、「75度まで傾くベッドに寝たのは初めての体験」「センサーが付いていて、患者さんが立ったり起きあがったりしたときに通知がくる機能がすごかった」「患者さんの様子がわかるからすぐに異変に気付けそう」といった感想が挙げられました。

▲ベッドに寝てみた参加者からは「家に欲しい」「毎朝身体を起こしてほしい」という声も!

▲センサーやカメラとの連動等、呼出すだけではないナースコールの便利な機能に驚いていました

実際の医療機器を使った看護体験。リアルな難しさも実感!

産科単科の医療法人双鳳会 山王クリニックが提供した沐浴体験では、リアルな赤ちゃんの人形が使用され、「首や関節がやわらかくて頭を支えるのが難しかった」「思ったよりも重かった」等の声が聞こえました。採血体験では、実際に医療現場で使われている針を用いての採血腕モデルへの穿刺体験に苦戦する参加者や、上手くできてスタッフから即戦力だと褒められる参加者も。

▲参加者は赤ちゃんの頭を支えながら身体を洗ったり、着替えをさせたりと優しく丁寧にお世話していました

 ▲「血管に狙いを定めて針を刺すのが難しかった」「看護師になるまでに学校で練習しなきゃ」といった感想も聞こえました

一緒に参加されていた保護者の皆さんも、めったにない体験を楽しまれていました。看護師を目指す中高生はもちろん、大人にとっても看護への理解を深める機会になったようです。
保護者の中には、ご自身が看護師や介護士をされている方もおり、子どもに自分の仕事を知ってもらう機会になった、という声もありました。

▲高齢者体験や車いす体験では「杖があると本当に歩きやすい」「車いすで段差を超えると想像以上に揺れる」とそれぞれの立場を自分の身をもって実感しました

領域ごとに語られた“看護のリアル”

トークリレーでは、救急看護、母性看護、慢性期看護、訪問看護、看護教員、リハビリ看護、精神看護、小児看護の8つの領域と、進学先の選び方について現場で働く看護師ならではの視点が語られました。

「救急看護で出てくるトリアージ(治療の優先順位)は、命の大切さの順番ではなく助けが必要な順番」「母性看護は、誕生の喜びだけでなく元気に産まれてこられなかった赤ちゃんとの別れにも寄り添う仕事」「リハビリ看護は、患者さんの“その人らしさ”を取り戻す手伝いをする仕事」等、救うだけでない“看護師のリアル”を感じました。

参加者の中には真剣にメモをとる姿も見られ、診療科による看護の違いや病院勤務だけではない多様な働き方について理解を深める時間となりました。

今回参加した中高生の中には、すでに看護師を志している方も多くいました。目指したきっかけは、「家族が医療関係者で憧れた」「ドラマを観てすてきだと思った」「自分が入院したときに看護師さんに優しくしてもらった」等さまざま。キラキラした目と真剣な表情で体験に参加している姿に、未来の医療業界は明るいと感じました。

イベント後、副大会長の押川さんにインタビュー!

押川さん、イベントおつかれさまでした。看護師に興味をもつ中高生が未来に思いを馳せながら、楽しそうに見学・体験していましたね! 大盛況で終わった今回のナスみらですが、開催のきっかけをお聞かせいただけますか。

押川

ナスみらを初めて開催したのは2025年で、今年は開催を見送る予定でした。そんなとき、2026年夏のナースまつりに来場してくれた一人の高校生との出会いがあったんです。昨年開催のナスみらの話をすると、「私も参加したかった。もっと看護について知りたい」と言ってくれました。その言葉に背中を押され、今年も開催することになりました。

1人の高校生との出会いが、開催のきっかけとなったんですね! ナスみらへの想いと展望を教えてください。

押川

看護師を目指す人口が減ってしまっている昨今、もっと若い世代に看護に対して興味をもってほしいという想いで開催しています。今回のナスみらは、医療用ベッドや採血用の針等、中高生が本物の医療道具に触れることのできる貴重な機会になっています。さらに、体験を通して患者側の気持ちを理解する機会にもなり、将来看護師になったときに、より患者さんに寄り添った看護につながるのではないかと思います。いつか、このナスみらがきっかけで看護師になりたいと思った人と同じ職場で働くことが目標です。

▲大会長の西山妙子氏(右)、副大会長の押川映子氏(左)

撮影:井上 亮

イベント名「miniナスみら2026」
開催日2026年8月30日(日)
場所株式会社ケアコムシュミレーションセンターStudio C
公式HPhttps://nurse-matsuri.com/student-2026

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