アンケート結果発表

毎月、さまざまなテーマで実施しているアンケート。
一般の方々が注目していることや、
入院経験がある方のご意見など、
皆さまから寄せられた"生の声"をレポートしています!

アンケート結果報告2012年5月5日発表

―気分障害の原因にも― ストレスに対する意識調査

新年度で学校や職場が変わるなど、環境の変化や人間関係にストレスを感じる人が多くなるこの時期。無気力になったり悲観的な思いにとらわれる症状は、うつ病などの気分障害の可能性が。対処するためには、自分自身でストレスの度合いを知り、うまく解消する方法を見つけることが大切です。近年は患者の相談を聞き、時には最悪の事態を未然に防ぐために活動をする「ゲートキーパー」も注目されています。今回は、気分障害の原因のひとつである「ストレス」についてのアンケート結果をレポートします。

アンケート属性
アンケート期間 2012年3月5日~4月4日
有効回答者 1042名
男女比
年齢分布

ストレスを感じている方のうち、約22%の方が「自分はストレスに強いタイプ」と思っている

(1)あなたは、普段の生活や人間関係においてストレスを感じることがありますか? また、不安やストレスに対して「強いor弱い」どちらのタイプ?

普段の生活や人間関係になんらかのストレスを感じていると回答した方は、全体の84.5%でした。しかし、そのうちの21.7%の方が、自分は「ストレスに強い・やや強い」と回答しています。

仕事や学業に関することで、一番ストレスを感じている

(2)普段の生活や人間関係にストレスを感じる人で、もっとも苦手と感じる問題やトラブルはなんですか?

ストレスに強い方、弱い方ともに、苦手と感じる問題は「人間関係」がもっとも多い結果に。その中でもとくに「上司や部下、仕事先」に苦手意識を持つ人が多く、「仕事、学業」と回答した人と合わせると、半数近くの人が仕事に対して何らかのストレスを感じていることがわかります。また、「ストレスを感じたときに生じる不調は?」という質問に対し、40%近くの方が"気分"の不調だけではなく、腹痛や頭痛などの体調不良も起こすと回答しています。



体調や気分に変化を感じるほどストレスがあると認識している人でも、医師の診断をうける必要性を感じていない

(3)ストレスで体調や気分に不調を感じた時、精神科や心療内科を受診しようと考えたことはありますか?

「気分障害」を知っており、かつ、ストレスで体調や気分に不調を感じていても、自分が「気分障害」なのかどうか「わからない」と回答している人は87名。そのうちのほとんどの方が専門医の診断を「受診しようと考えたことはない(56.3%)」と回答しています。

有効的なストレス解消方法は「趣味に没頭する」こと

(4)あなたがストレスを感じたときの解消方法は何ですか?

「ストレスを感じる」と回答した方のストレス解消方法は「家族・親しい友人や上司に相談する」が51.1%でもっとも多く、SNSなどへの書き込みなども含め、他人に相談することが解消方法としては一般的のようです。また、「ストレスを感じる」と回答した方の中で、さらに「気分障害になったことはない」、あるいは「意識したことはない」と回答した(対象101名)方のストレス解消方法でもっとも多いのは「いつもの趣味などに没頭する(21.8%)」で、家族や友人・上司への相談と合わせて「趣味など何かをやる」と回答した方も合算すると、約50%の人が「趣味でストレスを解消する」と回答しています。



「気分障害」の原因のひとつであるストレス。アンケートの結果では、10人のうち8人がストレスを感じており、その原因のほとんどは「仕事」にあるという結果になりました。多くの人がストレスを感じ、体調や気分に不調があることを認識しているにもかかわらず、実際に専門医の受診を考える方は少ないようです。また(4)の結果からは、「ストレスを感じながらも、一度も気分障害になったことがない」と回答した方は、「趣味」をうまく利用してストレス解消していることがわかり、他人への「相談」だけでなく、「趣味」も上手に組み合わせることが、ストレス解消のポイントになるようです。

ストレスや解消方法、気分障害について、または今回のアンケートの結果や内容についてのご意見・ご感想は、Nursing-plaza.com公式Twitterまでお寄せください。

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