アンケート結果発表

毎月、さまざまなテーマで実施しているアンケート。
一般の方々が注目していることや、
入院経験がある方のご意見など、
皆さまから寄せられた"生の声"をレポートしています!

アンケート結果報告2014年8月5日発表

- ネット上の医療情報の信頼度 -
医療情報とインターネットに関するアンケート調査

今やインターネットを通じ、一般の方でも専門的な医療情報が得られる時代です。あふれる情報の中には、患者さんや医療従事者にとって有用な情報も多々ありますが、科学的な裏付けが充分でない情報や古い情報もたくさん存在します。今月は、皆さんが医療情報を得るために、どのようにインターネットを利用されているか、ご意見を伺いました。

アンケート属性
アンケート期間 2014年6月5日~2014年7月4日
有効回答者 762名
男女比
年齢分布

(1)あなたは、病院や病気、薬などの医療情報を収集するとき、インターネットを利用しますか?

病院や病気、薬などの医療情報を収集するときインターネットを利用するか聞いたところ、「よく利用する」と答えた人が35.8%(273名)、「ときどき利用する」が49.9%(380名)、「利用しない」が14.3%(109名)となりました。医療・福祉関連資格の有無でみると、医療関連資格保有者では「よく利用する」と「ときどき利用する」という回答が拮抗しています。一般の人では必要に迫られた際に「ときどき利用する」方が多くなっていると考えられます。

(2)(1)で「よく利用する」「ときどき利用する」と回答された方は、医療情報を収集するとき、最も利用する端末は何ですか?

最も多いのが「パソコン(デスクトップ型、ノート型含)」で70.6%(461名)、次いで「スマートフォン(iPhone、Android携帯など)」で23.6%(154名)、「タブレットPC(iPad、AQUOS PADなど)」4.4%(29名)と続きました。医療・福祉関連資格の有無でみると、資格をもっている方は資格なしの方に比べて「スマートフォン(iPhone、Android携帯など)」の比率がやや高くなっており、出先や職場で情報収集をしている人が一定数いる可能性が考えられます。

(3)(1)で「よく利用する」「ときどき利用する」と回答された方は、どのようなWebサイトから情報を得ることが多いですか?

最も多いのが「通院している医療施設」で42.7%(279名)、次いで「口コミ情報サイト」で40.0%(261名)、「その他の医療施設」35.4%(231名)などの順となりました。医療・福祉関連資格の有無でみると、いずれも「通院している医療施設」が最も多くなっていますが、医療・福祉関連資格保有者では「製薬会社、医療機器メーカーなどの民間企業」へのアクセスも多くなっており、業務に関連した情報を収集している方が多いと考えられます。

その他の回答

  • 飲んでいる処方薬の情報、気になる体調や病状
  • yahoo!知恵袋などの一般人が書き込むもののほうが、同じ症状を見つけやすかったりもするのでよく利用しています
  • ウィキペディア

(4)(1)で「よく利用する」「ときどき利用する」と回答された方は、インターネット上の医療情報の信頼度について、どのように評価しますか?

「とても信頼できる」が9.3%(61名)、次いで「やや信頼できる」で60.2%(393名)、「どちらともいえない」27.0%(176名)などとなりました。情報を利用しているにも関わらず、信頼し切れていない方が約3割にのぼる結果となっています。性別では全体の結果と大きな差異は見られませんが、年代別では年配の方では「どちらともいえない」と答えた方の比率がやや多くなっています。

(5)ネットの医療情報を「よく利用する」「ときどき利用する」と回答された方は、どのような時間に最も多く医療情報を収集しますか?

最も多いのが「特に決まっていない」で44.9%(293名)、次いで「仕事が終わった帰宅後」で20.7%(135名)、「休日」16.2%(106名)などの順となりました。医療・福祉関連資格の有無でみると、医療・福祉関連資格保有者では「特に決まっていない」の比率がやや下がり、代わりに「仕事が終わった帰宅後」「昼休みなど、仕事の休憩中」「仕事中」の比率がやや高くなっています。資格保有者では、一般の方に比べて業務を含め情報収集の必要頻度がやや高いことが考えられます。

その他の回答

  • 子どもが病気になったとき
  • 早朝
  • 専業主婦ですが、急ぎでなければ子供たちが寝た後や幼稚園に行ってる間などにじっくり調べます

(6)(1)で「利用しない」と回答された方は、医療情報をどこから得ることが多いですか?

情報収集先として最も多いのが「医師・看護師」で47.7%(52名)、次いで「家族・親戚」で33.0%(36名)、「友人・知人」32.1%(35名)などの順となりました。性別や年代別による特徴は見られず、ネットの医療情報を利用しない人は「医師・看護師」「家族・親戚」「友人・知人」との対人での情報収集をしていることが鮮明となっています。

ネットの利用がおおむね浸透している現在、医療情報についてもネットで収集する人が8割以上という結果となりました。しかし、ネット利用者の約3分の1はインターネット上の情報の信頼性がそれほど高くないと感じていることが伺えます。ネットで医療情報を収集しないと回答した人も多くが対人間の情報収集に流れており、他の情報媒体(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等)がネットの代わりにあまりなっていないところに、ネット情報の独自性があるようです。利用端末でみるとパソコンでのアクセスが圧倒的に多く、スマートフォンやタブレット等の利用の浸透がいつでもどこでも必要な時に情報収集するための課題といえそうです。

「医療情報とインターネット」について、また、このアンケートの結果や内容についてのご意見やご感想は、公式Twitterまでおよせください。

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