アンケート結果発表

毎月、さまざまなテーマで実施しているアンケート。
一般の方々が注目していることや、
入院経験がある方のご意見など、
皆さまから寄せられた"生の声"をレポートしています!

アンケート結果報告2015年10月5日発表

-地理的利便性と情報共有-
薬局の利用に関するアンケート

現在、医療機関での調剤ではなく、薬局で薬の飲み合わせや服用方法の相談を行い処方する、医薬分業型の医薬品提供のケースが約7割程度と言われています。また、「街の薬屋さん」としての役割も担い、健康管理の相談どころとしての役割も今後期待されています。皆様の薬局の利用の仕方について、ご意見をお聞きしました。

アンケート属性
アンケート期間 2015年12月5日~2016年1月6日
有効回答者 1367名
男女比
年齢分布

(1)あなたは、ご自身の病気の件に関して医療機関で処方箋をもらい、医薬品を薬局で受け取ったことはありますか?

回答者自身の病気で処方箋薬局で医薬品をもらった経験があるか聞いたところ、「ある」と答えた人が86.5%(1183名)、「ない」が13.5%(184名)となりました。若年層では男女を問わず経験がない人が一部見られますが、年齢が上がるとともにほぼ皆無となり、ほぼ経験があるようです。都道府県別では、兵庫県や愛知県で経験がない人の比率がやや高くなっています。

(2)あなたは、定期的な通院・治療を要する慢性的な病気やけがを抱えていますか??

定期的な通院・治療を要する慢性的な病気やけがを抱えているかを聞いたところ、「月1度以上の通院・治療を要する慢性的な病気である」と答えた人が22.2%(304名)、「2~5ヵ月に1度以上の通院・治療を要する慢性的な病気である」が14.9%(203名)、「年1~2回の通院・治療を要する慢性的な病気である」が5.7%(78名)となりました。一般的には年齢が上がると病気になる率も上昇し、それに伴い通院・治療を要する比率も上昇します。本アンケートでも男女を問わず同じ傾向となっています。

(3)あなたにはかかりつけの薬局がありますか?それともその時々で薬局を変えますか?

かかりつけ薬局があるか聞いたところ、「いつも同じ(かかりつけの)薬局を利用する」と答えた人が46.2%(632名)、「受診した病院ごとに薬局を変える」が53.8%(735名)となりました。男女問わず中年層では「受診した病院ごとに薬局を変える」が多くなっており、仕事の都合などにより使い分けているものと考えられます。高齢層では、かかりつけを選ぶ傾向が高くなっています。

(4)「いつも同じ(かかりつけの)薬局を利用する」と回答した方は、その理由を教えてください。

(3)で「かかりつけ薬局を利用する」と答えた人に、その理由を聞いたところ、もっとも多いのが「医療機関から近い場所にある」で47.5%(300名)、次いで「自宅や職場から近い場所にある」34.5%(218名)、「医薬品の解説が丁寧」23.7%(150名)などの順となりました。医療機関から近いことはどの性・年代でも多く、次いで自宅・職場から近いことが中年層を中心に大きな理由となっています。

その他の回答

  • カードでの支払いが可能
  • 店舗のポイントが付く
  • 自宅周辺の調剤薬局には置いてない処方薬がある
  • 処方箋をFAX受付してくれる

(5)あなたは、何か疑問があったとき薬剤師に対し気軽に相談・質問できますか?

何か疑問があったとき薬剤師に対し気軽に相談・質問できるかどうか聞いたところ、「気軽に相談・質問できる」と答えた人が56.5%(772名)、「相談・質問するにはやや心構えがいる」が34.0%(465名)、「相談・質問できない」が9.5%(130名)となりました。性年代を問わず、かかりつけの薬局があると答えた人のほうが「気軽に相談・質問できる」と回答する比率が高い傾向が見られました。「相談・質問するにはやや心構えがいる」との回答はどの性年代でも一定数存在し、属性の特徴というよりも個人の性格によるところが大きいものと考えられます。

(6)あなたは、お薬手帳を利用していますか?

お薬手帳を利用しているかどうか聞いたところ、「冊子版を利用している」と答えた人が58.4%(799名)、「お薬手帳を持っているが利用していない」が19.3%(264名)、「お薬手帳を持っていない」が19.3%(264名)などとなりました。かかりつけ薬局があり、気軽に相談・質問できる人ほど、お薬手帳を利用している人が多くなっていますが、それ以外の人でも一定以上の浸透が見られました。電子版はまだほとんど浸透していません。

今回の調査では、約半数の回答者がかかりつけ薬局があると回答しており、性別を問わず多くの年代で一定の浸透が見られました。まだ、薬局ごとの特性というよりは地理的な利便性により薬局を選択している傾向がうかがえました。働き盛りの中年層では、受診した病院ごとに薬局を代える人が多くなっており、多忙な生活の合間を縫って病院や自宅・職場近隣の薬局を使い分けていることがうかがえます。お薬手帳の利用者はかかりつけ薬局がある人の方が多くなっており、働き盛りの中年層を中心に、薬局間でのお薬手帳の情報をどのようなプラットフォームで共有していくかが今後の課題のひとつと考えられます。

「薬局の利用」について、また、このアンケートの結果や内容についてのご意見やご感想は、公式Twitterまでおよせください。

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