アンケート結果発表

毎月、さまざまなテーマで実施しているアンケート。
一般の方々が注目していることや、
入院経験がある方のご意見など、
皆さまから寄せられた"生の声"をレポートしています!

アンケート結果報告2015年10月5日発表

肺炎に関するアンケート調査

秋は肺炎の流行時期。日本における死因の第3位は肺炎です。がん、心疾患に次いで多く、平成25年には約12万人の方が亡くなりました。特に高齢者の割合が高く、高齢者の看護・介護をするうえで、注意しなければならない疾患のひとつです。今月は、肺炎について皆さんにお聞きしました。

アンケート属性
アンケート期間 2016年8月5日~2016年9月4日
有効回答者 1182名
男女比
年齢分布

(1)あなたは、日本の死亡原因でがん、心疾患に続き、肺炎が3位であることを知っていましたか?

日本の死亡原因でがん、心疾患に続き肺炎が3位であることを知っているかきいたところ、「知っていた」と答えた人が45.5%(538名)、「知らなかった」が54.5%(644名)などとなりました。肺炎で亡くなることがあるという危険性について、もっと認知を広めていく必要があると思われます。

(2)あなたの住む町では、高齢者の肺炎球菌感染症の予防接種を行っていますか?

住んでいる町で高齢者の肺炎球菌感染症の予防接種を行っているかきいたところ、「行っている(助成あり)」と答えた人が14.0%(166名)、「わからない」が65.7%(776名)などとなりました。性年代別でみると、男女とも若年代では「わからない」という回答が大多数です。認知層が必ずしも医療・介護従事者というわけではなく、近親者に経験者がいるなどで知っているものと考えられます。

(3)あなたは、成人用肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがありますか?

成人用肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがあるかきいたところ、「複数回ある」と答えた人が1.9%(23名)、「1回のみある」が5.6%(66名)とごくわずかにとどまりました。特に、高齢者でのワクチン接種の啓もうを進めていく必要があるでしょう。

(4)【(3)で「受けたことがない」と回答された方】は、どのような理由で受けていないのですか?

(3)で「ワクチンを受けたことがない」と答えた人に、受けていない理由をきいたところ、最も多いのが「現状健康なので必要ない」で41.1%(449名)、次いで「ワクチンの存在を知らなかった」30.4%(332名)などの順となりました。高齢者に推奨されていること、また、20~50代でもワクチンを接種できることを周知させ、多くの年代が摂取できるような体制づくりが求められます。

その他

  • お知らせのハガキが来ていたが関係ないと思い込んでいた
  • 高齢者が受ける予防接種と思っていたから
  • 副作用が心配

(5)【(3)で「受けたことがない」と回答された方】は、どのような情報・制度があれば受けてみたいと思いますか?

(3)で「ワクチンを受けたことがない」と答えた人に、どのような情報・制度があれば受けてみたいかきいたところ、最も多いのが「国・自治体の助成制度」で55.3%(604名)、次いで「国が必須の予防接種として認める」49.7%(543名)などの順となりました。性年代別に関わりなく、多くの回答は「国・自治体の助成制度」と「国が必須の予防接種として認める」の回答の組み合わせが多くなっています。経済的支援と公的なお墨付きが接種に踏み出す大きなきっかけとなることが推測されます。

その他

  • 副作用やデメリットも含めたきちんとした説明
  • 公的接種の該当年齢を下げてくれれば
今回の調査では、肺炎に関する認知度は一定数ありましたが、その対策の一つ、成人用肺炎球菌ワクチンの接種については、経験者は1割に満たずその認知度も回答者の約3分の1という結果となりました。(4)で接種を受けない理由が主に「現状健康なので必要ない」と「ワクチンの存在を知らなかった」に分散していますが、健康なので肺炎の対策を知らない人と、肺炎について知っているがワクチンについては知らないという人が含まれていると考えられます。(5)の結果からは、認知度と浸透度の向上には経済的補助と公的な周知が必要であることを示していますが、肺炎に対する対策・治療法の選択肢自体の周知向上も必要といえるでしょう。

「肺炎」について、また、このアンケートの結果や内容についてのご意見やご感想は、公式Twitterまでおよせください。

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