毎月、さまざまなテーマで実施しているアンケート。
一般の方々が注目していることや、
入院経験がある方のご意見など、
皆さまから寄せられた"生の声"をレポートしています!
持病と共生するために、また、病気の予防のために、自らの体調を管理し、自己治癒力を高めることは非常に大切です。皆さんは普段からこうした「セルフケア」に関し、どのような意識を持っていらっしゃるのかお聞きしました。
アンケート属性 | |
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アンケート期間 | 2016年11月5日~2016年12月4日 |
有効回答者 | 1575名 |
男女比 | ![]() |
年齢分布 | ![]() |
セルフケアの必要性を感じているかきいたところ、「おおいに必要」と「ある程度必要」答えた人がそれぞれ39.8%(627名)、45.0%(709名)となり、合わせて8割を超えました。性年代別でみると、男女とも20-30代の若年層で「おおいに必要」と答えた人の比率がやや高く、他の世代よりもより積極的に必要と感じている人がやや多くなっています。
セルフケアを行っているかきいたところ、「現在も継続している」と答えた人が27.8%(438名)、「不定期に(気が向いたときに)行っている」が42.3%(667名)などとなりました。必要だと感じながらも実践できている方は少ないようです。(1)で「おおいに必要」と答えた人では「現在も継続している」人が多く、「ある程度必要」と答えた人では「不定期に(気が向いたときに)行っている」と答えた人が最も多く、それぞれ実施傾向が異なっています。
(2)で「現在も継続している」「不定期に(気が向いたときに)行っている」と回答した人にその具体的内容をきいたところ、最も多いのが「食事」で54.5%(602名)、次いで「睡眠」40.6%(449名)などの順となりました。セルフケアを継続しているか不定期に行っているかにかかわらず、「食事」とそのほかの組み合わせで回答をしている人がかなり多くなっています。
その他
セルフケアの方法を学んだことがあるかきいたところ、「セルフケアを学んだことはない」が47.0%(741名)、学んだ人で最も多いのは「独学、自己流で学んだ」34.0%(535名)、次いで「家族や知人に聞いた」15.1%(238名)などの順となりました。専門的な知識を持った医療従事者などに学ぶ機会が少ないと見られます。
その他
セルフケアを行う際もっとも重視するものは何かきいたところ、他の回答を引き離して最も多いのが「継続してできること」で42.9%(676名)、次いで「健康の効果が高いこと」19.7%(310名)などの順となりました。セルフケアは短期間集中的に行うものではないという認識は強くあると考えられます。
その他