アンケート結果発表

毎月、さまざまなテーマで実施しているアンケート。
一般の方々が注目していることや、
入院経験がある方のご意見など、
皆さまから寄せられた"生の声"をレポートしています!

アンケート結果報告

介護のオンライン化に関するアンケート

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、感染症を広げないために「3密を避ける」「不要不急の外出を控える」などのさまざまな対策が講じられています。そんな中、介護業界でも主流になりつつあるのがオンラインの活用です。便利である反面、デメリットを考え不安に感じる人も多いのではないでしょうか。今回は、介護のオンライン化について皆さんにご意見をお聞きしました。

アンケート属性
アンケート期間 2020年10月5日~2020年11月4日
有効回答者 599名
男女比
年齢分布

(1)オンラインを活用した介護サービスとして知っている、もしくは聞いたことがあるものをすべて教えてください。

オンラインを活用した介護サービスを知っている人は全体の約半数を占め、「オンライン面会」(30.1%)、「アプリなどを使用しての体調などの状態確認」(25.9%)、「リモートを活用した服薬や食事時間などの生活管理」(18.4%)が比較的認知が高く、それぞれ認知者の比率は2~3割となりました。

(1)オンラインによる介護サービスの認知

(2)パソコンやタブレットなどを使用して、介護施設利用者とオンラインで面会する「オンライン面会」の実施が広がっています。もしあなたやあなたのご家族が施設を利用することになった場合、オンライン面会を利用したいと思いますか。

オンライン面会の利用意向は、「ぜひ利用したい」(23.9%)が2割超、「どちらかというと利用したい」(43.6%)を含めた利用意向者の比率は約7割となりました。新型コロナウイルス感染症の影響により、直接会うことが困難になっている中で、オンラインのニーズは高いと思われます。

 

(2)オンライン面会の利用意向

(3-1)【オンライン面会を利用したいと回答した人向け設問】その理由を教えてください。
(3-2)【オンライン面会を利用したくないと回答した人向け設問】その理由を教えてください。

次に、オンライン面会を利用したい人、したくない人に、それぞれ理由を聞いてみました。利用したい人の理由の上位は、「施設から離れた場所にいても会えるから」(68.6%)が最も多く約7割を占めました。これに「感染症の感染リスクが減るから」(58.2%)、「直接会うより気軽に会えるから」(51.0%)が5割超の比率で続きました。一方、利用したくない理由は、「直接会って触れ合いたいから」(53.3%)が唯一5割を超え、突出した回答となりました。その他、「オンラインだと会った気がしないから」(31.3%)、「介護福祉士さんや他の施設利用者との関係も感じたいから」(28.7%)、「施設にいる利用者の様子なども感じたいから」(26.7%)などが上位を占め、周囲の状況などをオンラインでは感じ取れないという声もあがっています。

(3-1)オンライン面会を利用したい理由

その他

  • 移動時間・費用等の経済面が良いから
  • メール、電話より伝わるものがあると思う
  • 体調の良し悪しや感情の変化等が目で見てわかるから
  • 対面ではあわせてもらえない
  • など

(3-2)オンライン面会を利用したい理由

その他

  • 映りが悪いから
  • 人が大切であって、表面的な人を知りたいわけではないから
  • 施設の職員に手間をかけるから
  • めんどくさい
  • など

(4)もしあなたやあなたの家族が自宅で介護をしている場合、介護福祉士や訪問看護師によるオンラインでの体調確認サービスを利用したいと思いますか。

オンラインでの体調確認サービスの利用意向は、オンライン面会サービスと同様、「ぜひ利用したい」と「どちらかというと利用したい」を含めた利用意向者の比率は約7割を占めました。感染症のリスクが軽減する、安全で安心なサービスのニーズは高いようです。

(4)オンライン体調確認サービスの利用意向

(5-1)【オンラインでの体調確認サービスを利用したいと回答した人向け設問】その理由を教えてください。
(5-2)【オンラインでの体調確認サービスを利用したくないと回答した人向け設問】その理由を教えてください。

利用したい人の理由の上位は、「病院に通う手間が省けるから」(72.1%)、「感染症の感染リスクが減るから」(65.0%)が多く、それぞれ7割程度の比率でした。一方、利用したくない理由は、「直接診察してもらいたいから」(64.2%)、「オンラインでは気づきにくいことがあると思うから」(47.1%)が上位の回答でした。オンラインは、通院負担は省けるものの自分の状態とその変化に気づいてくれるかどうか、という不安があるようです。

(5-1)オンライン体調確認サービスを利用したい理由

その他

  • 直接会うことができない場合に、最低限のことはできるから。
  • すぐ看護師さんにつながりそうで、助言してもらえそうだから。
  • わからないことがあったときすぐに相談しやすそう
  • など

(5-2)オンライン体調確認サービスを利用したくない理由

その他

  • 値段が高そう
  • など
オンラインによる面会や体調確認のサービスは、感染リスクのないことから利用意向は高い結果となりました。オンラインによる面会は、時間に縛られず、気軽に会える点、体調確認は、患者の通院負担が軽減される点がメリットであり、今後需要が高まると思われます。その一方、「会った気がしない」、「施設の様子がわからない」という不満や「自分の体調の変化に気づかないのでは」という心配の声もあり、オンラインのみでは完結しないと言えます。サービスの提供側は、このような患者や家族の気持ちに配慮しながら、オンラインのサービスに取り組むことが重要です。

「介護のオンライン化」について、また、このアンケートの結果や内容についてのご意見やご感想は、公式Twitterまでおよせください。

ページの先頭へ戻る