毎月、さまざまなテーマで実施しているアンケート。
一般の方々が注目していることや、
入院経験がある方のご意見など、
皆さまから寄せられた"生の声"をレポートしています!
新型コロナウイルスは、多くの人の暮らしや働き方に影響を及ぼしています。急激な生活の変化に、不安を感じている人も少なくないでしょう。昨今は、そんなストレスを抱えた人のこころのケアのために、相談窓口なども開設されています。今回は、ストレスを解消する方法などについて、皆さんの意見をお聞きしました。
アンケート属性 | |
---|---|
アンケート期間 | 2020年12月5日~2021年1月4日 |
有効回答者 | 891名 |
男女比 | ![]() |
年齢分布 | ![]() |
「今どのくらいストレスを感じているか」と聞いたところ、「とてもストレス感じている」(24.3%)が2割超、「ややストレスを強く感じている」(48.1%)を含めた比率は7割以上を占めました。
(1)ストレスの度合い
ストレスを感じる理由は、「収入や生活費などの金銭面」(45.9%)、「仕事内容・労働環境」(41.2%)、「将来への不安」(40.3%)が上位3項目で、4割以上を占めました。これらに続いて「人間関係」(36.4%)、「自分や家族が新型コロナウイルスに感染することへの不安」(35.6%)、「Withコロナの生活がいつまで続くのかがわからないこと」(34.0%)が3割を超え、上位にあがりました。ストレスの要因は日常のいたるところに存在しています。環境の変化や感染の恐怖に対して感情の整理ができない状態が続き、仕事や生活に支障が出てしまっている状態と言えます。
(2-1)流行後における運動の機会、頻度の変化
その他
次に、自粛期間中のストレス対処法を聞いたところ、上位の回答は、「おいしいものを食べる」(56.1%)、「十分な睡眠を取る」(54.6%)で、ともに半数を超えました。これらにつづいて多い回答は、「家でできる趣味に集中・没頭する」(35.1%)、「ひとりで過ごす時間をつくる」(28.6%)で、3割前後の比率でした。家族の在宅時間が長くなっているため、自分自身の時間を作ることがリラックスの方法として選ばれているようです。
(3)自粛期間中のストレス対処法
その他
「夢中になれるような生きがいを持っているか」と聞いた設問では、「持っている」(39.2%)が約4割で半数を下回り、「持っていない」(36.5%)が4割弱、「わからない」(24.3%)が2割強という結果でした。多くの人たちが、コロナ禍で、趣味や娯楽などの生きがいを失ったり、見いだせない状態に陥っていると思われます。
(4)生きがい感の有無
生きがいを感じるものを聞いたところ、最も多い回答は「趣味・レジャー」(67.6%)で約7割を占めました。これに「家族やペットとの時間」(30.6%)、「恋人や友人など家族以外の人との交流」(16.5%)という、人やペットのふれあい・コミュニケーションがつづきました。
(5)生きがいを感じるもの
その他