アンケート結果発表

毎月、さまざまなテーマで実施しているアンケート。
一般の方々が注目していることや、
入院経験がある方のご意見など、
皆さまから寄せられた"生の声"をレポートしています!

アンケート結果報告

新型コロナワクチンに関するアンケート

2021年2月14日に厚生労働省が正式に認証した新型コロナウイルスワクチン。世界各国と比較するとまだまだ接種率の低い日本ですが、医療従事者をはじめ、徐々に接種率が高まっています。そんな中、ワクチンの接種対する国民の意見が賛否両論に分かれているようです。今回は、ワクチンに対して皆さんが抱いている不安や期待についてアンケートを実施。さまざまな意見が寄せられました。

アンケート属性
アンケート期間 2021年3月5日~2021年4月4日
有効回答者 722名
男女比
年齢分布

(1)あなたは新型コロナワクチンを接種したいと思いますか。

2021年2月時点での新型コロナワクチンの接種意向は、「すぐにでも接種したい」が約3割(28.8%)、「様子を見てから接種したい」が4割強(43.5%)、「接種したくない(絶対に+あまり)」が約2割(20.8%)、「わからない」が約1割(6.9%)という結果でした。年齢別に見ると、50代や60代以上の「すぐにでも接種したい」という回答は4割前後を占め、高年齢層の早い接種をのぞむ声は高くなっています。また、様子見、接種したくないという回答は、10~20代、30代、40代が多い結果となっています。

(1)新型コロナワクチンの接種意向

(2-1)【「様子をみてから接種したい」「あまり接種したくない」「絶対に接種したくない」と回答した人向け設問】その理由を教えてください。
(2-2)【「様子をみてから接種したい」「あまり接種したくない」「絶対に接種したくない」と回答した人向け設問】どうなっていけば接種意向が高まると思いますか。

「様子を見てから接種したい」、「接種したくない(絶対に+あまり)」と答えた人のその理由、またどうなれば接種意向が高まるかを聞きました。理由は、ほとんどの人が「接種した後の副反応が怖い・わかってないから」(77.3%)と回答。つづいて「効果があるかわからない・十分に検証されていないから」(45.0%)が約半数を占めました。また、どうなれば接種意向が高まるか、という問いもその理由を反映した回答となっており、「副反応の程度・種類が明確になったら」(66.8%)、「副反応が発生する確率が明確になったら」(47.8%)、「日本国内で接種が進んできたら」(33.4%)が上位の回答でした。調査を行った時は、医療従事者の接種がスタートした時であり、詳しい情報が流通することや接種実績が蓄積することへの要望が強くなっています。

(2-1)非接種意向(様子見を含む)理由

その他

  • 予防接種でアナフィキラシーを起こしたことがある
  • アレルギーを持ってるので臆病な気持ちになる
  • 現在妊娠中のため
  • など

(2-2)接種意向が高まる要因

その他

  • 長期的効果が証明されたら/国が適切な情報公開をするかどうか
  • 国産ワクチンができてから
  • 自治体の対応次第
  • など

(3)【医療従事者向け設問】一般の方の接種が実施された際、実務上で予想している懸念点があれば教えてください。

医療従事者の方に、一般の方の接種が実施された際の懸念点を聞いたところ、「接種時の副反応への対応」(40.0%)が最も多く、これに「十分な人員の確保」(30.4%)、「接種におけるスムーズな運営体制の整備」(28.9%)が上位にあがりました。接種が一般の人へ拡がることで、対応する人員が確保できるのか、スムーズな運営体制が構築できるのか、という点を心配しているのではないでしょうか。

(3)【医療従事者向け設問】一般接種が実施された際の懸念点

(4)政府は新型コロナワクチンの接種を「医療従事者」「高齢者」「基礎疾患を有する者や高齢施設従事者」「一般の方」の順に進める方針を示しています。(2021年2月時点)あなたは、この接種対象者の定義と接種順位は妥当だと思いますか。

新型コロナワクチンの接種順位の妥当性を聞いたところ(2021年2月時点)、「妥当だと思う」が4割強(44.7%)、「概ね妥当だと思う」(39.2%)を含めた肯定派の割合は、8割以上を占めました。

(4)接種順位の妥当性

(5)今後、新型コロナワクチンについて知りたいことを教えてください。

新型コロナワクチンについて、知りたいをたずねた設問では、「副反応の程度・種類」(70.3%)、「ワクチンの効果」(64.3%)が非常に多い回答で6~7割を占めました。これらの回答につづいて、「日本国内の接種状況」(33.3%)、「自分が住んでいる地域の接種状況」(33.1%)、「ワクチンの種類(メーカーによる違い)」(33.0%)、「ワクチンが接種できる病院や施設の情報」(30.5%)がそれぞれ約3割であがりました。

(5)新型コロナワクチンについて知りたいこと

その他

  • 副作用の明細
  • 一回で済むワクチンの開発スピード
  • 新型の変異株に対してのワクチンの有効性
  • アナフィラキシーショックについて
  • など
新型コロナワクチンを「すぐにでも接種したい」と回答し人は約3割。年齢別に見ると高齢者層が早い接種を望んでいます。「様子を見てから」や「接種したくない」人のほとんどが副反応に不安を抱いており、ワクチンの詳しい情報や接種状況など、客観的で信頼できる情報が少ないことも不安を助長していると思われます。一方、医療従事者は、一般の接種に向けて人員確保やスムーズな運営ができるのか、懸念を抱いています。接種を行う医療提供側の準備支援と接種を受ける市民への丁寧な情報提供が十分に行われ、円滑にワクチン接種が実施されることが望まれます。

「新型コロナワクチン」について、また、このアンケートの結果や内容についてのご意見やご感想は、公式Twitterまでおよせください。

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