アンケート結果発表

毎月、さまざまなテーマで実施しているアンケート。
一般の方々が注目していることや、
入院経験がある方のご意見など、
皆さまから寄せられた"生の声"をレポートしています!

アンケート結果報告

西洋医学と東洋医学に関するアンケート

不調に対する治療というと、投薬や手術など西洋医学的なアプローチを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。昨今、治療に西洋医学と東洋医学(中医学)の両方を取り入れた「中西医結合医療」が注目されています。西洋医学に加え、漢方などを使用することで、西洋医学では治らない症状が改善したり、「なんとなく怠い」などの不調を取り除くことができるそうです。今回は、西洋医学と東洋医学に対する考えや、実際に取り入れる場合はどちらを(あるいは両方を)選択するかについて、皆さんの意見をお聞きしました。

アンケート属性
アンケート期間 2021年7月5日~2021年8月4日
有効回答者 849名
男女比
年齢分布

(1)あなたは、西洋医学と東洋医学の違いを知っていますか?

西洋医学と東洋医学の違いを知っているか聞いたところ、知っている人と知らない人は半数ずつに分かれ、「よく知っている」人は1割(8.4%)にとどまり、「なんとなく知っている」が4割(41.5%)、「あまり知らない」が3割(31.7%)を占めました。

(1)西洋医学と東洋医学の違いの認知

(2)西洋医学に対するイメージを教えてください。

西洋医学のイメージは、「科学的で、実証的である(客観的な分析、根拠がある)」(54.7%)が最も多く半数を超えました。次に多かったのが「急性疾患(発熱や下痢、嘔吐など治療が短期で済むもの)に適している」(40.5%)で約4割、このほか「即効性がある」(33.5%)、「病を治療するもの」(31.6%)、「薬害・副作用等の心配がある」(28.9%)が3割前後で上位にあがりました。

(2)西洋医学のイメージ

その他

  • 現代医療の根本
  • 対処療法
  • 外科的治療に秀でている
  • 化学物質からできた薬で治療するイメージ
  • 高度な科学技術で病気を治療する
  • 色んな病気に対しての治療・薬が有るが、人それぞれの体質・病気の状態に対してまだまだ完全な物ではない
  • など

(3)東洋医学に対するイメージを教えてください。

東洋医学のイメージは、「自然科学的で伝統的(先人の治験の集積)である」(54.3%)、「歴史がある」(49.0%)が多く約5割を占めました。これらにつづいて、「健康を増進する/体質を改善する」(39.3%)、「薬害・副作用等の心配が少ない」(32.5%)、「遅効性である」(31.4%)が3割台で上位にあがりました。

(3)東洋医学のイメージ

その他

  • 漢方や鍼で治す
  • 精神的にとても良い印象です
  • 先人の知恵から生まれたという安心感があります
  • 自然由来の治療法。基礎代謝を高めるとか自然治癒力を高める等
  • 人工的ではなく自然的なイメージ
  • エビデンスのはっきりしないもの
  • など

(4-1)あなたやあなたの家族が急性疾患(発熱や下痢、嘔吐など治療が短期で済むもの)に罹患した場合、どのような治療を選択しますか。現在のあなたの治療意向を教えてください。
(4-2)あなたやあなたの家族が慢性疾患(がんや糖尿病、高血圧など治療が長期に及ぶもの)に罹患した場合、どのような治療を選択しますか。現在のあなたの治療意向を教えてください。

次に、急性疾患または慢性疾患に罹患した場合、それぞれどのような治療を選択するかとたずねたところ、急性疾患の場合は「基本的に西洋医学のみ」(46.2%)が最も多く、つづいて「西洋医学と東洋医学の両方を取り入れる」(39.1%)が2番目に多い回答でした。一方、慢性疾患の場合は、「西洋医学と東洋医学の両方を取り入れる」(49.4%)が最多の回答となり、「基本的に西洋医学のみ」(37.2%)を上回りました。

(4)急性疾患、慢性疾患それぞれにおける治療意

(5-1)あなたは、中国伝統医学(=中医学、東洋医学と呼ばれている)と現代西洋医学の優れた点を相互に補い,治療効果を高める医学体系である「中西結合医療」を知っていますか。
(5-2)もし、あなたやあなたの家族が何らかの不調を感じた場合、中西結合医療で治療を受けたいと思いますか。急性疾患(発熱や下痢、嘔吐など治療が短期で済むもの)、慢性疾患(がんや糖尿病、高血圧など治療が長期に及ぶもの)それぞれについてお答えください。

次に、中西結合医療の認知と治療意向についてたずねました。「中西結合医療」の認知度は低く、「まったく知らない(このアンケートで初めて知った)」と答えた人が半数を超え(55.4%)、「よく知っている」(4.0%)と「なんとなく知っている」(15.5%)を含めた認知者の比率は2割にとどまりました。一方、「中西結合医療」の治療意向は、認知度が低いため、「わからない」が約5割(46.8%)を占めていますが、全体の3割(30.2%)の人が「急性疾患・慢性疾患に関わらず受けたい」という意見でした。

(5-1)中西結合医療の認知

(5-2)中西結合医療の治療意向

西洋医学は「科学的で実証的」、「病を治療する」、「即効性がある」というイメージ、東洋医学は「自然科学的で伝統的」、「健康増進/体質改善する」、「遅効性である」という印象を持たれています。これらの特徴をふまえ、治療法に関しては、急性疾患には西洋医学の治療を受けたい人が多く、慢性疾患には両方を取り入れたいと思う人が多くいました。「中西結合医療」という言葉は知られていませんが、双方の優れた点を相互に補って治療効果を高める医療体系を望む人は少なくありません。治療に際しては臨機応変に運用することが重要ではないでしょうか。

「西洋医学と東洋医学」について、また、このアンケートの結果や内容についてのご意見やご感想は、公式Twitterまでおよせください。

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