デキル人へ一歩前進 お役立ちライブラリ

キレイのひみつ、元気の秘訣、おいしいごはん、リフレッシュ術など、皆さん
がちょっぴり気になるアレコレにお答えします!休憩時間や通勤などのスキマ時間にサクッと読めるお役立ちコラムです。

食事介助時の汚れ、血液などの体液まで
仕事着のお悩みを解決するスーパー洗濯術!

看護師さんや介護士さんが抱える洗濯のお悩みといえば、「勤務時間が不規則で洗濯のタイミングを逃しがち!」「血液などの特殊な汚れの落とし方がわからない!」など、特殊な悩みだけになかなか解決の糸口が見つからないのではないでしょうか? 今回は「洗濯でセカイを変える」という信念のもと、述べ3,000人以上に「正しい洗濯」をアドバイスしてきた洗濯家 中村祐一さんに、看護師さん、介護士さんならではの洗濯のお悩みについてアドバイスをいただきました。

洗濯頻度が衣類の寿命を左右する!?
毎日の洗濯を心がけよう

あなたは、どれくらいの頻度で洗濯をしていますか? 一人暮らしの方であれば、洗濯物もたまらないし、週に一度だけという方も多いかもしれません。しかし、週に一度しか洗濯をしない人と、毎日洗濯をする人では「衣類の“寿命”」は大きく変わります。見た目には目立った汚れがなくても、繊維には、日常的にかいた汗や皮脂がしみ込んでいます。汚れは放置した時間に比例して落ちにくくなっていくので、毎日の洗濯が欠かせないのです。
また、洗濯物はたまればたまるほど、手間もかかるもの。一週間分の洗濯物だと、一回の洗濯をするのもかなりの負担です。洗濯を習慣化することができれば、せっかくの休日が洗濯で潰れてしまうこともありません!

時間も天気も関係なし!
不規則勤務でも洗濯は習慣化できる

夜勤などで生活が不規則な看護師さんや介護士さんでも、ちょっとしたコツで、毎日の洗濯は習慣化することができます。
おすすめはすでに「習慣化」している動作に、洗濯を紐付けさせること。絶好のタイミングは「お風呂」です。入浴前に洗濯機を回しておき、お風呂から上がったら衣類を干す、という流れにしたり、入浴後、体を拭いて濡れたバスタオルごと洗濯するという流れにしたり。時間ではなく「行動」に紐づけることで、たとえ仕事の時間がずれても、洗濯のタイミングを逃すことはありません。
さらに、外に干すことにこだわらず「室内干し」にすれば、時間にとらわれることなく簡単に洗濯を習慣化できます。室内干しには乾きにくいというデメリットがあるものの、天気や時間帯の影響は受けにくいですよね。また、花粉やPM2.5、排気ガス、紫外線などによる衣類の劣化も防いでくれるメリットもあります。実は、僕も室内干しのメリットを考え洗濯物は年中「室内干し」です。
少しの工夫で、洗濯は簡単に習慣化することができますよ。

汚れにあわせて洗剤を使い分けよう!
看護師さん・介護士さんに多い汚れタイプ別洗濯術

仕事着を自宅で洗濯する人のなかには、「頑固な汚れ」「特殊な汚れ」に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。ここでは「汚れタイプ別のおすすめ洗剤とその使い方」をご紹介します。
 
★日々の仕事着の洗濯・・・弱アルカリ性洗剤(粉末)
皮脂汚れやタンパク質汚れが付着しやすいナース服やユニフォームの洗濯洗剤は、「弱アルカリ性洗剤(粉末)」が最適です。あえて粉末をおすすめするのは、液体洗剤には水に溶けると中性化し、洗浄力がダウンしてしまう性質があるため。粉末の方が洗浄力は高いのです。ただし、粉末洗剤のデメリットは、粉が溶けきらずに衣類に残ってしまうこと。特に、少量の水で洗うドラム式洗濯機では、洗剤や漂白剤をお湯に溶いて使うのがおすすめです。
 
また、白い衣服をより白く洗い上げるには、蛍光剤入りの洗剤を使ったり漂白剤(粉末)を併用します。漂白剤は、「粉末タイプの酸素系漂白剤」と書かれているものがおすすめ。ただし、パステルカラーの衣類は蛍光剤入りの洗剤だと、洗い上がりに白っぽく見えてしまいます。必ず、「無蛍光」「蛍光剤無配合」と書かれた洗剤を選びましょう。
 
★血液や体液、食べこぼしなどの油ジミ・・・「アルカリ剤酵素入り洗剤」
衣類についた血液や体液、食べ物のシミを落とすには、成分表示に「アルカリ剤」「酵素入り」と書かれている洗剤を選びます。これは血液や体液にはタンパク質が多く含まれていて、「アルカリ性」の洗剤で汚れが落ちやすいため。また、タンパク質を分解する「酵素入り」であれば、さらに汚れは落ちやすくなります。酵素がもっともよく働く温度は40℃前後。液体洗剤の原液を直付けしてもみ洗いするか、40℃のお湯でつけ置き洗いするといいでしょう。
 
★化粧品汚れ(口紅やファンデーション)・・・「クレンジングオイル液体洗剤の原液」
口紅やファンデーションなどの化粧品汚れには、事前にクレンジングオイルをしみ込ませ、汚れを浮かせてから洗います。「クレンジングオイル→原液を直付け→お湯で流す」の手順で汚れはきれいに落ちます。
 
★油性ペン(ボールペン)汚れ・・・「液体洗剤消毒用エタノール」
胸ポケットに入れていたボールペンのシミなどには、インクに含まれる樹脂を溶かす「消毒用エタノール」や「アルコール」が有効です。やり方は、液体洗剤と消毒用エタノールを2:1の割合で混ぜ合わせて直付けするだけ。その後、表面に布を当てて裏からポンポンと叩きだすようにすると、汚れが落ちやすくなります。

いつもの洗剤や柔軟剤の他に汚れの悩みに合わせた洗剤を常備しておくとよいかもしれませんね。
 

いかがでしたか?洗濯を習慣化するのも、頑固な汚れを落とすにも、ちょっとしたコツを知っていれば難しいことはありません。衣類は体の一部です。一日の疲れをお風呂で癒すがごとく、衣類もリフレッシュしてあげると、清潔で気持ちのいい衣服で一日のスタートが切れますよ!

中村祐一氏
 
長野県伊那市のクリーニング会社「芳洗舎」3代目
洗濯家/洗濯アドバイザー
 
https://www.sentaku-yuichi.com/
中村氏のWebサイトには、多数の洗濯術も紹介されています!
 
多くの人がイメージしている洗濯は
「洗濯風」だと一蹴し、「洗濯」を再定義。
これまでに3000人を超える人々、芸能人、一部上場企業などへ
洗濯に関するアドバイスを提供している。
簡単で分かりやすく、効果的な洗濯術が注目され
多数のメディア出演、6冊の著書も出版。
洗濯に関する愛と探求心の深さは、右に出るものはいないと評される。

UP DATE 2018/06/27

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