デキル人へ一歩前進 お役立ちライブラリ

キレイのひみつ、元気の秘訣、おいしいごはん、リフレッシュ術など、皆さん
がちょっぴり気になるアレコレにお答えします!休憩時間や通勤などのスキマ時間にサクッと読めるお役立ちコラムです。

24時間、全ての時間が自分のもの
日々の疲れをリセットするならひとり旅で決まり!

いよいよ本格的な夏が到来し、厳しい暑さが続きますね。夏といえば海に山に……夏ならではの楽しみも多くありますが、なかでも夏休みは、日頃の忙しさを忘れられるひとときではないでしょうか。貴重な長期休暇、家でのんびりと過ごしながら、日々の疲れを癒すのもいいですが、今年の夏は思い切って「ひとり旅」にでかけてみませんか? 実はひとり旅は、毎日多くの方と接しながら駆け回っている看護師さん・介護士さんにぴったりのリフレッシュ方法でもあるのです! 今回は、ひとり旅活性化委員会の主催を務め、国内外を問わず数々のひとり旅を経験されている山田静さんに、ひとり旅の魅力とひとり旅初心者さんへおすすめの旅プランをお聞きしました。

講師プロフィール

山田 (やまだ・しずか)氏
女子旅を元気にしたいと1999年に結成した「ひとり旅活性化委員会」主宰。旅の編集者・ライターとして、『旅の賢人たちがつくったヨーロッパ旅行最強ナビ』(辰巳出版)、『決定版女ひとり旅読本』『女子バンコク』(双葉社)など企画編集多数。最新刊は『旅の賢人たちがつくった台湾旅行最強ナビ』(辰巳出版)。2016年6月中旬、京都に開業した小さな旅館「京町家 楽遊」の運営も担当。
https://www.facebook.com/luck.you.kyoto/

「旅は生活の一部」。
ひとり旅にはまったきっかけとは

初めてひとり旅に出たのは大学時代です。当時、ゼミの先輩たちの間で中国のバックパッカー旅行が流行っていて、それにつられるような形でバックパックを背負って中国へと旅に出ました。同じタイミングで旅に出た先輩たちと、ところどころで合流しながらのひとり旅。最初は勉強していた中国文学、特にシルクロード関連の遺跡を見たり、中国語の勉強が出来たらいいなと思っていた程度だったのですが、実際に行ってみると、旅そのものの面白さに夢中になりました。元気で明るくておせっかいな中国の人たちとの触れあい、慣れない場所で切符を買ったり、ホテルを予約したり、料金を交渉したりの難しさや面白さ。そのときの体験がきっかけですっかりひとり旅にはまり、大学時代は中国を中心にバックパッカー旅行をしていました。
大学卒業後、東京の旅行会社に就職し、その後旅の編集・ライターに。現在は京都で旅館のマネージメントをしながら、編集・ライター業も続けています。
 
 東京で働いていたときも、京都に移住してからも毎年ひとり旅には必ず行くようにしています。東京にいたときは、忙しさから頻繁に遠出することはできなかったので、横浜へふらっと行ってみたり、京急電鉄が発売している「みさきまぐろきっぷ」というお得な切符を利用して、三崎まぐろをお腹いっぱい食べて、三崎・三浦半島内の施設を巡るなど、日帰りのひとり旅を楽しんでいました。京都に移り住んでからは半年に一回のペースで旅に出ています。今年の3月にも、ネパールとインドのダージリンへ行ってきました。私にとって、ひとり旅はもはや生活の一部になっています。

「ひとり」だからこそ味わえる
ひとり旅ならではの魅力

ひとり旅について、「ひとりでは寂しそう」「なにかあったとき、ひとりじゃ不安」「誰かと一緒の方が旅は楽しいのでは」といった印象を抱いている方も少なからずいるでしょう。確かにひとり旅は、全てのことを自分ひとりで対応する必要があります。しかし、ひとり旅には“自分ひとりしかいない”からこその魅力がたくさんあります。
 
まず、何よりの魅力は、旅の始まりから終わりまで、全ての時間を“自分のためだけに”使うことができるということです。特に、日頃から人と接する仕事が多い看護師・介護士さんにとって、人と関わることなく「全ての時間を自分のためだけに使える」という感覚は、とてもよいリラックスになるのではないでしょうか。友人と旅行に行くと、自分があまり魅力を感じないところでも、友人に合わせて仕方なく出かけなくてはいけないということもありますよね。ひとり旅は、自分の気の向く場所だけに行くことができ、自分が食べたいものを食べたいときに食べることができます。ひとり旅は、とにかく自由なのです。
 
さらにひとり旅は、新しい自分との出会いの宝庫でもあります。自分の好きなこと、やりたいことに時間を思う存分費やす中で、新たに好きなものを見つけることができたり、自分が感動するポイント、癒されるポイントを知ることができたり……。「自分は、意外とこういうことにこだわりがあるんだ」と、日常ではなかなか気づけない「新たな自分、本当の自分」を発見することがしばしばあります。そんな「新たな自分」との出会いがリフレッシュにつながったりします。

私の経験から言うと、ひとり旅ではツアーや友人との旅など、人との旅行よりむしろトラブルが起きにくい印象があります。それは、旅の間、「自分ひとりしかいない」という緊張感を常にもっているからではないかな、と思っています。もちろん、特に女性のひとり旅では注意が必要なときもありますが、私自身、これまでのひとり旅のなかで、国内外問わず大きなトラブルに見舞われたことはありません。
 
ひとり旅では、日々の生活の中では味わえない「自分のためだけの時間」を味わってみてください。その時間は、きっと毎日を忙しく過ごす人ほど、至極のひとときとなるはずです。

ひとり旅の初心者さん必見!
まずはここから始めてみよう

日常的に緊張感を伴うことも多い仕事に携わる看護師、介護士さんのひとり旅にぜひおすすめしたい場所は、「自然を感じられる」ところ。人が多く集まるところやたくさんの情報が行き交うような街中ではなく、山や海、川など自然たっぷりな場所に出かけてみてください。情報量の少なさは精神の安らぎに大きく影響すると言われているので、きっと、こころから癒される旅になることでしょう。例えば、こんな旅プランはいかがでしょうか……?
 
〇身近な場所へプチひとり旅プラン
「旅」と聞くと、宿をとって、観光名所に行って……と考えてしまいがちですが、近所にある綺麗な川や大きな公園など、足をちょっとのばせば行けるような場所へふらりと立ち寄ってみるだけでも立派な旅です。ほかにも、以前友人と行って楽しかったところに今度はひとりで行ってみたり、いつもとは違う電車に乗ってみたり、違う駅で降りたりするなど、非日常のエッセンスを少し加えて「ひとりの時間」を楽しんでみましょう。

〇.時間をたっぷり使って楽しむ「しまなみ海道」プラン
初めてのひとり旅の旅先を選ぶとき、意識してほしいのが「ほどよくすること、見るもの」があるということです。広島県の尾道市~愛媛県の今治市をつなぐ「しまなみ海道」は、その道中にいくつもの島々があり、尾道にいけば観光名所もあるので、「すること、見るもの」も豊富にあり、退屈することもありません。自転車に乗って、併設されているサイクリングロードで海を渡れば、瀬戸内の海の美しさを眼前にたたえながら、美しい大自然の絶景を存分に味わうことができ、癒し効果も抜群です。はじめてのひとり旅に挑戦してみるなら「しまなみ海道」がおすすめですよ。

私は、ひとり旅には「チューニング」のような効果があると思っています。音を合わせるように、自分が心地よいと感じるポイントを「自分の時間」のなかで調整していくような感覚です。日々を忙しく過ごしていれば、自分のチューニングは確実にずれていくでしょう。「全ての時間を自分の好きに使う」という行為は、皆さんが思っている以上に、自分の心身に嬉しい効果をもたらしてくれるはずです。ぜひ、今年の夏はひとり旅に挑戦してみてはいかがでしょうか。後編では、ひとり旅の準備の時短テクニックからおすすめの思い出の残し方までをご紹介します!

UP DATE 2018/07/23

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