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介護実習時や医療従事者からも続々!
介護福祉士との忘れられないエピソード②

皆さんは介護福祉士の仕事にどのようなイメージを抱いていますか? Nursing-plaza.comで行った「介護福祉士に関するアンケート」によると、最も多かったのは「精神的にも体力的にも大変な仕事」。つらい仕事のイメージがやはり強いようです。今回は、介護実習で実際に介護福祉士の仕事を体験したときのエピソードや、介護福祉士と一緒に働いたときのエピソード、介護福祉士として現在働いている方から集まった、要介護者との忘れられない体験談をご紹介します。

どんなときでも笑顔を忘れない
実習時にみた介護福祉士の“強さ”

「職業体験」。学生時代に経験された方も多いのではないでしょうか。介護施設で職業体験をしたときの介護福祉士さんの姿に、感銘を受けたそうですよ。
 
●学生のとき、職業訓練体験へ行きました。正直大変でした……が、担当してくれた介護福祉士の方が、要介護者の皆さんに笑顔で接してるのに内心びっくりしました。当時は人のために働く、ということが理解できませんでしたが、その方はお仕事を楽しんでいるようで、おかげで、楽しく体験を終えることが出来ました。
今は育児に追われて仕事復帰が見えませんが、いつか人のために働ける人になりたいです。
(30代/女性)
 
●中学生のときの職業体験で、介護福祉施設へ通い勉強させていただきました。てきぱきとしているけど優しく、意志疎通が難しい方とも根気強く接しているイメージがありました。優しい、親切なだけではダメなんだ、心が強くないと人は助けられないんだと中学生ながらに感じました。
(20代/男性)
 
●看護学生時代に特別養護老人ホームに実習に行かせていただきました。そこには脳血管疾患後遺症で易怒性の高齢男性が入所されており、毎日小さなことがきっかけで手がつけられないほど怒りくるい手や足が出る状況でした。身体も大きい方でしたのではたから見ていても恐怖を覚えるほどでした。たとえ慣れているとはいえ介護スタッフの方々は他の入所者を守り、その方の怒りが収まるまで根気よく対応されていました。怖がる私たち実習生に「病気だから仕方ないの」と説明してくれました。まさに病気を憎んで人を憎まずの精神で今でも忘れられません。
(40代/女性)

“病気”ではなく“人”を見る
介護福祉士ならではの視点

次に紹介するのは、介護福祉士と「一緒に」働いている方々の声です。介護サービスを受ける側ではなく、ともに要介護者のお世話をする方々に、介護福祉士の姿はどのようにうつっているのでしょうか。
 
●私は元看護師です。介護福祉士さんが看護師とは全く違う目線で患者さんをみていたことは今でも忘れられません。どうしても病気を中心に見てしまいがちですが、介護福祉士さんは、病気はその人の特徴であり、患者さんそのものをみて、長いスパンを考えた関わり方をしていました。一緒に働くことでたくさんのことを学ばせていただきました。
(30代/女性)
 
●看護師として介護福祉士さんと一緒に仕事をすることがあります。介護福祉士さんは、優しさ思いやりがあって、とても頼りになります。利用者さんの事を知り尽くしていて、痒いところにも手が届くそんな方々が多いように思います。
(30代/女性)
 
●現在通所リハビリテーションで勤務をしている作業療法士です。日々介護福祉士さん達と仕事をしています。リハビリの最中に尿意を催したり、失禁をしてしまう利用者様は多数いらっしゃいます。排泄関係の業務=介護福祉士の仕事と考えているわけでないですが、リハビリの最中にそのようなことがあれば、やはり介護福祉士さんに頼らざるをえません。
そんな時、嫌な顔一つせずすぐに駆けつけて笑顔で対応して下さる介護福祉士さん達に頭が上がらない毎日です。
(40代/女性)

見えざる努力や思いが
多くの方の生活を支えている

家族や友人が介護福祉士として働く姿も多くよせられました。近くで見てきた方にしか分からない、介護福祉士ならではの思いや努力があるようです。
 
●介護福祉士になり立ての友人の話です。介護をしている方にリラックスしてもらえるように手や足のアロママッサージを練習していました。大柄な男性なので、最初はビックリされることも多いかもしれませんが、そのように積極的にコミュニケーションをとる機会を作り、自分の欠点を補おうとする努力に感心したことがあります。
(30代/女性)
 
●私の夫が介護福祉士なので、日頃からその仕事のやりがいや大変さをよく聞いています。
介護は人と人とのコミュニケーションが特に必要とされていますが、それに利用者様が応えてくれたとき、この仕事へのやりがい、頑張ろうと思う気持ちが出てくるようです。体力、精神的にも根気が必要ですが「ありがとう」の一言の為に、夫は毎日頑張っています。
(40代/女性)
 
●うちの母親が介護福祉士です。小さな頃からずっと母の姿を目にしてきました。
私からすれば、「こんな大変な仕事よくやるな」と思うほど朝から晩まで、ずっと働き詰。でも母は、家のことも仕事も、もちろん利用者さんの事もすごくすごく大切にする人でした。残念ながら利用者さんが亡くなってしまうことも多々ありました。その度に、ご家族の方々から「とても良くしてくれてありがとう」と、涙ながらに感謝されている母の姿と、たくさんの涙を流しながら利用者さんに感謝している母をみて、とてもいい仕事だな、うちの母はすごいな。と思いました。
(20代/女性)

「この施設で最期を迎えられて良かった」
介護福祉士が忘れられない体験談

最後にご紹介するのは、実際に今も介護福祉士としてご活躍されている方のご意見です。実際に働いている方にしかわからないエピソードがよせられました。
 
●認知症の方を担当させてもらったときのことです。その方から、「物が無くなった、取った!」などと疑いをかけられることが沢山ありました。仕事を始めて間もなかったこともあり、気が滅入っていました。
認知症の方なので仕方ないとは思ったものの、攻撃的な事を言われる日々でしんどかったのですが、そのご家族の方とお話をする機会があり、色々と話をしていると、その利用者さんは私に対してきつい事を沢山言っていましたが、ご家族の方には、「とても優しくていつも笑顔で元気をもらっている」と褒めてくれていたことを聞きました。とても嬉しくて、
その一件がありしんどくても踏み止まって仕事を続けています!
(20代/女性)
 
●自分の担当している入居者の方で、102歳になられる高齢の女性がいらっしゃいました。その方は、散歩がお好きで、いつも私が顔を見ると、「散歩がしたい」とおっしゃっていました。私は、できるだけ時間を作ってその方と施設の近くの公園に散歩に行きました。2年間はお元気でしたが、だんだん食事がのどを通らなくなってきて、ついに亡くなられました。その方の家族の中で一番お世話をされていたご長女様から、「母は、この施設に入ってとても幸せだったと思います。この施設で最後を迎えることができて良かったと思います。いろいろとありがとうございました」と言っていただいたとき、この仕事をしていて本当に良かったと強く思いました。
(30代/男性)
 
●私は介護福祉士としてずっと働いてきましたが、ターミナルケアのフロアでの仕事が一番心に残っています。最期の時間をどう過ごすか、色んな不安がある中で、歳が離れている自分に「あなたが出勤して顔を見せてくれるだけで嬉しい」と言われた事がとても嬉しかったです。私が寄り添いその方にパワーをあげたいと思っていたのに、パワーをもらってしまいました。今でも忘れられません。
(30代/女性)

いかがでしたか? 「つらい仕事」というイメージが強いなかでも、笑顔を忘れず、要介護者の方々に寄り添う介護福祉士の姿は、要介護者やその家族だけでなく、ともに働く人の胸にもしっかりと刻まれています。皆さんがいてくれるからこそ、多くの方が人生の最期の瞬間まで、幸せに、穏やかに過ごすことができているのです。つらく、苦しいこともたくさんあると思いますが、たくさんの人の人生を支えている自信と誇りを忘れず、これからも介護福祉士として活躍していってくださいね。

UP DATE 2019/05/31

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