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がちょっぴり気になるアレコレにお答えします!休憩時間や通勤などのスキマ時間にサクッと読めるお役立ちコラムです。

女性のための必携マニュアル!
いざという時に役立つ防災の心得

女性のみなさんは、どんな防災の準備をしていますか? 懐中電灯や非常食、水など、一般的に必要とされる避難グッズをリュックに詰めて、「準備バッチリOK!」と思っているのではないでしょうか。実は、災害時に女性が避難するにあたり必要なグッズは男性のそれとは大きく異なり、女性ならでは視点や配慮が必要なのです。また、避難グッズの準備だけではなく、心の準備も大切な防災。今回は女性が知っておくべき防災知識についてご紹介します!

あるのとないのとでは大違い!
準備しておきたい女性のマストアイテム

東日本大震災では、衛生用品などの生活必需品が不足してしまい、不便な思いをした女性がたくさんいたといいます。最近は、過去の災害から学び、女性が積極的に避難所の運営に参画していている例が増えてきており、避難所の開設当初から授乳室や男女別のトイレ、更衣室などを設けたり、生理用品や下着なども配布できるようあらかじめ準備したりする自治体も増えてきました。
 
しかし、非常時にはなにが起きるか予測できません。避難所によっては物資がいきわたらないこともあるでしょう。そこで! いざという時に困らないために事前に自分で用意しておきたいマストアイテムを、Nursing-plaza.com運営委員会のスタッフが女性視点で厳選してご紹介します。
 
生理用品
絶対に欠かせないアイテムが生理用品。かさばらないよう、スリムタイプのものを多めに用意するとよいでしょう。生理用ナプキンやおりものシートを持っておくことで、下着が着替えられない時にも衛生的に保つことができます!
 
クレンジングシート
水が不足していて顔を洗えないという悩みも、クレンジングシートを持っていればサクッと解決! 化粧水や美容液が含まれているものならお肌のケアまでしっかりできます。また、お風呂に入ることも困難な状況なので、ボディシートや赤ちゃん用のおしりふきなども準備しておけば完璧♪
 
中の見えない袋
生理用品をしっかり用意していても意外な落とし穴が......! それが捨てる場所です。通常の透けているごみ袋では不愉快に思う人も多いだろうし、かといって共用のごみ箱にそのまま捨てるわけにもいかない。そんな時に大活躍するのが中の見えない袋です。生理用品に限らず、下着や個人情報が含まれているものを捨てるときにも使えるので、多めに持っておくことがポイント。
 
ラップ
避難所で役立つ以外なアイテムがラップです。お皿にラップを敷くことで洗い物が減り、水の節約になったり、濡れては困るものにかけておいたり、寒い時には服の上からお腹や腕などに巻けば防寒対策にもなります! ほかにも、絆創膏や包帯代わりになるラップは大活躍すること間違いなし!
 
防犯ブザー
災害時、精神的に弱った女性を狙った卑劣な犯罪が増加するそう......。緊急時、自分の身は自分でしっかり守らなければいけません。そんな時に欠かせないのが防犯ブザーなどの防犯グッズ。持っていることをアピールするだけでも犯罪抑止になるので、かばんなどにつけておくとよいでしょう。
 
これらのアイテムは重量があまりないので、女性でも簡単に持って避難できます。避難所での生活は一ヵ月以上続くこともあるので、長期の避難に備えて自ら衛生用品などを用意しておくことが賢明です。いざという時に備え、女性専用の避難バッグとしてまとめておきましょう!

女性ならではの意外な盲点!
覚えておくべき女性の避難術

女性が一人で避難する時は、男性と異なる注意点がいくつかあります。いざという時にいやな思いをしないためにも、女性だという事を自覚して災害に備えることが大切です。
 
Point1.
避難をする時の服は露出が少ないものを!
避難所は男女問わず多くの人がいます。そのため、ミニスカートや露出の激しい服はおもわぬトラブルにつながることも。緊急時のおしゃれは極力控え、動きやすさという面も考慮してシャツとデニムパンツなどシンプルな服装を心掛けましょう。
 
Point2.
避難用のリュックは黒か紺など暗めの色を!
残念ながら、避難所では下着などが入っている女性の荷物は盗難に遭いやすいそう。自分の持ち物を守るためにも、避難用のかばんは黒いものなど、女性のものと特定されにくいものを選びましょう。
 
Point3.
携帯電話の命はあなたの命! モバイルバッテリーはマスト!
災害が起きると電気が止まってしまう可能性が高く、そうすると携帯電話の充電ができなくなってしまいます。充電ができないというのは誰でも困りますが、特に一人で避難する女性にとっては死活問題! 容量の大きいモバイルバッテリーをフルに充電しておき、いざというときは必ず持って出ましょう。
 
Point4.
友達と互いに安否を確認し合う!
一人暮らしの場合、実家から遠いところに住んでいて、家族はすぐに助けに来られない、という方が多いのではないでしょうか。そんな時、近くに住んでいる友達がいることで不安はかなり軽減されます。災害時はお互いの安否を確認するとあらかじめ決めておけば、万が一動けない場合でも、異変を察した友達が助けに来てくれることでしょう。お互いに気にかけて置くことで最悪の事態を免れる可能性はグンとアップします!
 
特に忘れないでほしいのが、Point1とPoint2。まさかこんな緊急時にそんなこと......と油断していると、思わぬ犯罪に巻き込まれかねません。自治体によっては女性に対し、SNSやホームぺージで啓発活動を行っており、女性には自分を守る力や、被害に遭った際は声を上げる勇気が求められています。

ケアのプロ 看護師さんの本領発揮!
傷ついた人の心を癒すための話し方


災害時のショッキングな体験は、人によってはずっと心に残り、急性ストレス障害やうつ病の原因となってしまう可能性もあるといいます。重症にならなかったとしても、気分が落ち込みふさぎ込んでしまったり、怒りっぽくなったり......というケースも多いそうです。
 
看護師として働いていると、心のケアが必要な患者さんの相手をする機会が多いはず。人の気持ちに寄り添い、話を聴いてあげること。その役割は女性、特にケアのプロである看護師さんには適任ではないでしょうか?
 
しかしいざ、初対面の傷ついた被災者と向き合っても、なにを話せばいいかわからないという人もいるでしょう。東京都が配布しているリーフレット『災害時の「こころのケア」の手引き』には、以下のように書かれています。
 
「ストレス反応を軽減させる方法として、最もよい方法は被災体験を聴くことです。被災体験を聴くときには、相手の話のペースに任せてひたすら聴くことが大事です」
 
また、聴くときのポイントとして、
〇最初に被災状況や体調について声をかけます。ゆっくりと自然な感じで話します。
〇途中で話を妨げないで、かつ、共感する姿勢で聴きます。
〇無理に聴き出すことは避けます。
などが挙げられています。
 
避難所は多くの見知らぬ人が同じ屋根の下で暮らす環境。どうしてもイライラしてしまい、トラブルが起きやすいことは容易に想像できます。
もし、怒っている人がいた場合の対処法については、
〇被災者の怒りには、非難や否定をせず、感情を受け止めます。
〇怒りを受け止めた後に、具体的に困っていること等を聴きます。
と書かれており、まずは落ち着いて話をできるようになるまで相手の感情を受け止め、聴くことが大事であるとされています。
 
最後に、避難所で欠かせないサポートとして挙げられているのが、専門機関への橋渡し
同リーフレットには、「無理なことまで引き受けて、できない約束をしてはいけません。専門家に橋渡しをするのも支援者の重要な役割です。強度の不眠が続いている場合や、ストレスによる身体症状が深刻だと感じた場合には、早期に専門機関につなぎましょう」と書かれています。
 
一人で悶々としていると、どんどんと悪いほうへ考えてしまうもの。そんなときはこまめに周りの人とコミュニケーションをとり、不安な感情を吐き出してもらうことが一番です。特に女性や子どもの被災者は、威圧感の少ない女性が話を聞くことで、心を開きやすくなるのではないでしょうか。


出展:東京都福祉保健局『災害時の「こころのケア」の手引き』
ダウンロードはこちら
 

防災!一人暮らしの女性編

こんな家に住んでいませんか?
チェックしておきたい3つポイント

一人暮らしをしていると「自分だけのことだから」と、ついつい油断して防災がおろそかになっていませんか? 面倒だと思う人もいるかもしれませんが、それは大きな間違い! 一人暮らしだからこそ災害時は危険がいっぱいなんです。
 
築年数が長い家
耐震基準は大きな地震が起きる度に少しずつ改変されていましたが、宮城県沖地震を受け、1981年6月に大きな改正がありました。そのため、1981年5月よりも前に建てられた建物の場合、耐震基準が古く、災害時に十分な強度がない可能性があります。引っ越しを考えている方は、新耐震基準を満たしている物件を探すのがベスト!
 
水道のレバー
レバー式の蛇口は上げると水が出て、下げると水が止まる「上げ型」で統一されていることをご存知ですか? 昔はレバーを下げると水が出る「下げ型」が主流でしたが、日本産業企画(JIS)では2000年3月までに下げ型の製造を廃止しました。この決定は、阪神淡路大震災の時に、地震で落下したものが当たってレバーが下がってしまい、水が流れ続けてしまったという出来事がきっかけとなったそうです。災害時にムダな水を流さないためにも、下げ型のレバーを使用している方は取り換えを検討してはいかがでしょうか。
 
部屋のドア
玄関やトイレ、浴室など、家のドア付近に棚や姿見鏡など、倒れる可能性のあるものを置いていませんか? 実はそれ、大変危険なんです! 大きな揺れが起きた場合、ものがドアをふさいで家から出られなくなることも考えられます。家に閉じ込められたのであれば助けを呼ぶ方法はいくつかありますが、もしもそれがトイレだったら......考えたくもないですよね。いざというときにものがドアをふさいでしまわないよう、大きな家具には転倒防止対策をしたり、高いところにはものを置かないことが大切です。

女性にとっては当たり前すぎて、見落としてしまうポイントが多々あったと思いますが、避難所で必要なものに気付いても、災害が起きてしまったあとでは取りに戻れないことが多いもの......。そんなことにならないためにも、日常的に防災を意識し、本当に必要なことはなにか考えておくことをおすすめします!

UP DATE 2019/11/25

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