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看護師・介護士さんにこそぴったりの場所!
今、サウナにはまる人が続出するワケ

昨今、若者や女性を中心に、人気を博しているサウナ。このサウナブームの火付け役ともいえるのが、昨年ドラマ化された『マンガ サ道』です。原作者であるマンガ家のタナカカツキ先生は、サウナ歴10年、今でも毎日サウナに通う根っからの「サウナ―」でもあります。タナカ先生にサウナの魅力をお聞きしてみると、どうやらサウナは看護師・介護士さんにぴったりの場所だったことが判明!今回は多くの人を虜にするサウナの知られざる魅力、そしてサウナ愛好家がこぞって口にする“ととのう”についてご紹介します。

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言葉にできない気持ちよさ!
「サウナー」が口にする“ととのう”とは?

今でこそ「サウナは遊びの場所」と、とても楽しそうに語るタナカカツキ先生ですが、以前まで、サウナのイメージはあまりよいものではなかったと言います。そのイメージが大きく変わったのが、近所のジムにあったサウナなのだそう。
 
僕がサウナへ通うようになったのは、2008年のことです。家の近くにできたジムに、たまたまサウナがあったことがきっかけでした。マンガ家という職業柄、もともと運動不足が気になっていましたから、すぐ近くという通いやすさもあり、重い腰を上げてジムに行き始めたんです。ある日、なにげなくジムのお風呂に入っていたとき、今まで目にも入っていなかったサウナにふと目が留まったんですよね。できたてのジムでしたから、当時は人も少なくて、そのときもサウナ室には誰もいなかった。それで、少し入ってみようかなとサウナ室の扉を開きました。
 
中に入ると、木の香りがふんわりとただよってきて、とてもリラックスできたんです。『気持ちよいなあ』と思いながら入っているうちに、体も火照ってきたので一旦サウナから出ることに。すると、すぐ横にあった水風呂に目が向きました。これが、私の初めての水風呂です。全身入ることはもちろんできなかったので、膝まで浸かりました。すると、体がどんどん冷えてくる。それで、もう一度サウナ室に入ろうと。こうして、2~3回サウナ室と水風呂の行き来を繰り返していると、体の芯まであたたまっていたのか、火照りがとれなくなってきて、膝まででは足りなくなり、気づけば腰のあたりまで水風呂に浸かっていました(タナカカツキ先生)

この日を境に、ジムのサウナに毎日のように通うようになったというタナカ先生。そんなタナカ先生がサウナにはまる大きなきっかけとなったのが、“ととのう”経験をしたからなのだそう。この“ととのう”という言葉、今では、サウナーたちの共通言語とも言えるほど浸透しているのです。“ととのう”とは、一体どのような状態なのでしょうか。

サウナに通い始めてから数日後には、水風呂に肩まで入れるようになっていました。いつものサウナ室と水風呂の交互浴のあと、椅子に座ってじっとしていると、『ふわ~~~』と、言葉にできないほど気持ちよいのがやってきた。『なんだこれは!』と、衝撃でしたね。

この状態を、後にわたしは“ととのう”と表現しました。 “ととのう”という言葉は、私よりもサウナ歴の長い大先輩が、自然と使っていた言葉です。これを聞いたとき、私がサウナにはまるきっかけともなった、『言葉にできない気持ちよさ』にぴったりなのでは、と思いました。ととのった状態とは、すがすがしさや気持ちよさをはるかに超越していましたからね。 私の場合の“ととのう”は『ディープリラックス』です。興奮しながらも静かに心が広がっていくような、一種の恍惚状態。笑いが止まらなくなるんですよ(笑)。人によっては感動して泣いてしまう人もいると聞きますから、本当に人によってさまざまなんだと思います。だからこそ、あえて平仮名にしています。気持ちの整理ができるの“整う”だったり、体調や神経の“調う”だったり、自分の“ととのう”を見つけていくのは、本当に楽しいと思います

とはいえ、ととのうという“ある状態”を追い求めると、思考が優先してしまって感覚に浸れません、とタナカ先生。サウナに入るときはとにかくリラックスして、何も考えないことが大切です。

情報・思考の世界からの脱却!
サウナの嬉しすぎる効果とは

“ととのう”という、言葉にできない気持ちよさに多くの人が魅了され、老若男女問わず愛されるようになったサウナ。タナカ先生いわく、サウナがここまで人気になっているのには、もうひとつ、サウナの「ある効果」に多くの人が気付き始めているからだ、と言います。タナカ先生が実感しているサウナの効果とは、どのようなものなのでしょうか。
 
サウナには、自律神経のバランスを整えたり、疲労回復や安眠、全身美容、冷え症の改善など、実にさまざまな効果があると言われています。しかし、私が感じているサウナの一番の効果は『情報世界から解放され、めくるめく感覚の世界に身をおけること』だと思うのです。
 
スマホの普及も相まって、今や現代は情報社会です。仕事中も、何かの情報を得て、考えながら行動していますよね。特に看護師・介護士さんは、常に人と対面しているだけではなく、時に命のやり取りにも関わりますから情報や思考による心身の疲れは想像を絶するものだと思います。
 
サウナは、体を動かす必要もなくただぼんやりと座っているだけで、こうした情報の世界、そして意識・思考の世界からすんなりと解放してくれるのです。サウナ室の中にスマホを持ち込むことはもちろんできませんからね。この魅力に、多くの人が気付き始めているのだと思います。
ぼんやりしていると、逆に考えこんでしまうのでは? と思いがちですが、どんどん頭が回らなくなっていきます。サウナ室や水風呂では、「熱い」、「冷たい」という感覚の世界に身をゆだねることになります。自然に『考えない』時間をつくることができるのです
 
『感覚の時間』はランニングやジョギングでも得ることができるということですが、“運動”だと思うと、なかなか足が向かない人も多いのではないでしょうか。一方、サウナならば簡単に「何も考えない時間」を作ることができます。サウナは心身をリセットできる場所でもあるのです!

サウナの習慣化が心と体を変えていく
「休むテクニック」としてサウナを活用しよう

タナカ先生は、看護師・介護士さんには「休む」ということにサウナを上手く使い、サウナを習慣化してほしいと語ります。
 
サウナには、お気に入りの施設を探したり、自分が一番気持ちよい入り方を発見したり、気持ちよいポイントを探ったり、さまざまな楽しみ方があるのも魅力です。しかし、一番楽しくなるのは、サウナを習慣化したときなんですよ。
 
お気に入りの施設や気持ちよい入り方を探そうとさまざまなサウナに通ううちに、定期的にサウナの時間というのがやってくるようになります。つまり、心身のリセットをする、血流をよくする、ということが自然と習慣化されていくのです。すると、面白いくらいに体質や体調が変わっていきます。
 
私もサウナに通い始めて10年、自身の体質・体調の変化を大きく実感しています。サウナを習慣化してから、マンガ家にありがちな眼精疲労や肩こり、腰痛といった不調が、一切なくなりましたからね。5年以上風邪もひいていません。鼻づまりや皮膚疾患などの症状ももっていましたが、それも、気づけばなくなっていました。
 
看護師・介護士さんには、ぜひ『休むテクニックのひとつ』としてサウナを上手く利用してほしいと思います。ソファーでのんびりするのもいいですが、頭の中で仕事のことや、悩み、色々と考えていませんか? それだと本当に休んでいるとは言えません。一旦、全て脱いで、全て置く。そしてととのえる。それができるのがサウナなのです。休むことと働くことはセットですから、サウナを習慣化して積極的に休むことで、仕事のパフォーマンスもぐんとあがると思います
 
特に、肩こりや腰痛などは、看護師・介護士さんの職業病のひとつでもあります。タナカ先生のようにサウナに通い続ければ、不調知らずの体になれるかもしれません! また、「休む」ことにサウナをうまく利用しながら、サウナを習慣化させてみれば、体にうれしい変化があらわれてくるかもしれませんよ。

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後編では、タナカ先生直伝のサウナの入り方とおすすめポイントをご紹介します。 サウナーに仲間入りして、仕事もプライベートも、もっともっと充実させましょう!
 

おすすめ書籍

『マンガ サ道
~マンガで読むサウナ道~(3)』


著者:タナカカツキ
出版:株式会社 講談社

サウナの魅力がわからない! という方にこそ読んで欲しい一冊。仕事でミスをしてしまった日、恋人や家族とケンカしたとき。一人で静かに過ごしたいとき。人がサウナに魅了される理由が、この一冊を読めばきっとわかるはず。テレビ・新聞や雑誌で取り上げられ続ける話題のサウナマンガ。家のお風呂でもサウナと同じように気持ち良くなれる方法なども紹介されています。

タナカカツキ氏
マンガ家/日本サウナ・スパ協会公認サウナ大使
 
著書には『サ道』『オッス! トン子ちゃん』『すばらしきインドア大自然~水草水槽のせかい』など。カプセルトイ「コップのフチ子」の企画・デザインなどもてがける。テレビドラマ化もされた、『マンガ サ道』は、若者にサウナブームを巻き起こす大きなきっかけとなった。
https://twitter.com/ka2ki

UP DATE 2020/02/13

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