デキル人へ一歩前進 お役立ちライブラリ

キレイのひみつ、元気の秘訣、おいしいごはん、リフレッシュ術など、皆さん
がちょっぴり気になるアレコレにお答えします!休憩時間や通勤などのスキマ時間にサクッと読めるお役立ちコラムです。

メイクのONもOFFもぱぱっと簡単!
ズボラ看護師さん必見の肌ケア時短術♪

看護師さんは、患者さんやご家族から信頼されるためにも、清潔で真面目な印象であることが大切です。その一躍を担うのが、メイク。朝、寝起きの顔を一気に仕事モードに変えてくれますよね。しかしメイクに力を入れたくても、家を出るまでのわずかな時間でお疲れ顔をカバーできるほどのしっかりメイクなんてできない......という看護師さんも多いはず。そこで今回は、美容やコスメを科学的な視点で評価できる「コスメコンシェルジュ」の資格を持つ小西さやかさんに、出勤前のメイクから帰宅後のクレンジング、スキンケアまで、おすすめの時短術についてお話いただきました!

ベース、眉、チークだけ⁉
1分で完成するお仕事メイク!

ファンデーション、コンシーラー、アイシャドウ、マスカラ......フルメイクで出勤しようと思うと、準備にかなりの時間がかかってしまいます。かといって、すっぴんで出勤するわけにもいかず、部分的なメイクだと全体のバランスが悪くなってしまうことも。でもご安心を! 出勤前メイクのお悩みを解決してくれる、とっておきの時短術があるのだそうです。
 
「忙しい看護師さんには『基本の1分メイク』をおすすめします。メイクの工程を極限まで削って、お顔をお仕事モードに整えることができる簡単なメイクです。ベースメイクと眉毛のみで完成するんですよ。アイラインのように慎重に線を引いたり、アイシャドウをきれいにグラデーションさせるなどの難しいテクニックも一切必要ありません」(小西さん)
 
★基本の1分メイク★
 
Step1 ベースメイク
ベースメイクはBBクリーム一本で完成! BBクリームのおすすめポイントは、ファンデーションと違って洗顔でも簡単に落ちるものが多いところ。夜勤のときは、なるべく薄く塗っておくことで、お肌の負担も軽減でき、オフするときも簡単です!
 

  • ①BBクリームを両頬、額、鼻先、あごの5点に置く

  • ②パフを使って顔全体へ薄く広げる。鼻筋や小鼻のきわもパフの角を使って均一にのばす

  • ③頬のシミなど、カバーしきれていない箇所にムラのないよう重ね塗りをして、最後にパフに微量残ったものだけで、左右の目の下や首筋などをなぞって完成!

ポイント1『パフ』
BBクリームを日焼け止めのような感覚で、手を使って塗る方も多いようですが、実は手で塗ることでムラができやすくなるんだそうです。均一に素早く塗り広げるためには、パフを使用することがポイントです。
 
「様々な種類のパフが売られていますが、私はオーソドックスな四角いパフをおすすめします。パフは、一度使った箇所に菌がつくので、その都度洗わなければいけません。しかし、四角いパフを四等分に区切って、1回1コーナーずつ使うことで、表と裏で計8回、洗わずに使用することができます!」
 
ポイント2『メイク直し』

メイク直しに必要なアイテムは、いつも持ち歩いているティッシュです。メイクの上にメイクを重ねてしまうとヨレや崩れが目立ってしまうことがあるため、ティッシュを上手に使うとキレイにメイク直しができるんです。
 
「ティッシュにBBクリームを乗せ、メイクが崩れた部分の上から塗りましょう。BBクリームはメイクオフの効果もあるため、元のメイクを落としながら新しいBBクリームを乗せることができます」
 

Step2 アイブロウ
眉山から眉尻までしっかりペンシルで描き、毛が少ない部分をパウダーで埋めるだけで、一気にお化粧をしている顔になります。特に眉毛が薄い方は、足りていない部分をしっかり描き足すことでキリッとした印象に。
 

①眉山から眉尻に、眉ペンシルでラインを引く

②眉毛が足りていない部分、薄くなっている部分を補うように、ブラシを毛の流れに逆らってギザギザ動かし、パウダーをのせる。最後に、新たにパウダーをとらずブラシに残った少しのパウダーで眉頭を描き、ぼかす。

Step3 目元&チーク
マスクで顔の下半分を覆うことが多い看護師さんの場合、フルメイクをしなくても、目元を整えるだけで生き生きとした印象を演出することができます。また、チークがあるのとないのとでは顔の明るさが断然に変わってくるため、マスクから出る頬の高い位置に色を乗せていくことがコツです。
 

涙袋にベージュやゴールドなどの明るい色をさっと入れて、キラキラと活力のある目元に

頬骨の高いところに明るめのチークを丸く入れて血色感アップ!

顔色を明るくしたいときによく使われるハイライトやパウダーも、使い方によっては厚塗り感が出てしまいます。「そんなときは、化粧下地にトーンアップ効果のあるものを使用するのがおすすめ」と、小西さん。誰でも簡単にできる、シンプルな「基本の1分メイク」でいつものメイクを大幅に短縮しましょう♪
 

ベッドにダイブする前に!
自分に合ったクレンジングで、素早くお肌をリフレッシュ

仕事から帰ってきた後、メイクを落とさずそのまま寝てしまった経験はありませんか? メイク商品には油分が多く含まれているので、放置してしまうとお肌の皮脂と一緒に酸化してしまい、ニキビや肌荒れはもちろん、シミやくすみなどのお肌トラブルの原因になることもあります。
 
「メイクは、クレンジング剤の油分に吸着させることで落ちていきます。ですので、水分の多いクレンジングジェルやローションよりも、クリームやオイルなどの油分が多いクレンジング剤のほうが高い洗浄力を発揮します。しかし、洗浄力が強いということは肌の必要な油(皮脂)まで洗い流してしまう可能性もあるということです。
 
そこで、クレンジングアイテムを選ぶときは自分のメイクが濃いか、薄いかを基準にしましょう。日焼け止め、ファンデーションやコンシーラーなどで肌をしっかりカバーしていたり、ウォータープルーフのアイライナーやマスカラを塗っている場合は濃いメイクであると言えます。反対に、ベースメイクがBBクリームのみであったり、単色のアイシャドウを薄く塗り広げているだけの場合などは薄いメイクであると言えます。メイクの濃度に合わせたクレンジングを選ぶことで肌に余計な負担をかけることなくメイクを落とすことができます」
 
メイクが濃い人は、オイルクレンジングで落としましょう。水分の多いクレンジング剤を使用した場合、なかなか落ちないので何度も洗顔が必要になります。時間もかかり、洗顔の繰り返しで肌も乾燥するという最悪の事態になってしまうことも!
 
メイクが薄い人は、クレンジングジェルやクレンジングクリームなどお肌に優しいものを使用しましょう。メイクがあまり顔にのっていない状態でオイルクレンジングを使用して皮脂が過剰に落ちてしまうと、肌のかさつきなどの原因になってしまいます。
 
「時短を優先する場合は、 “ダブル洗顔不要”と記載のあるクレンジングがおすすめです。クレンジングと洗顔が一度に行えるので時短ケアには最適です」
 

クレンジングでお肌が乾燥気味に!
覚えておきたい2つの新常識

新常識その1
~クレンジングは長時間のせないで!~
「クレンジングを長時間肌にのせてパックのようにするいいというのは大きな間違いです。クレンジング剤はすぐに洗い流すことを想定して作られているため、長時間肌の上にのせておくと、肌のうるおいを奪ってしまったり、肌トラブルの原因となります」
 
新常識その2
~ぬるま湯の温度は34℃まで!~
「多くの方が洗顔をぬるま湯でされていると思うのですが、洗顔時に適しているぬるま湯の温度は32℃~34℃くらいに対し、実はほとんどの方が36℃~37℃くらいのお湯を使用しています。本来は触った時に少し冷たく感じるくらいのぬるま湯がベスト。温度が高いと、肌に必要な皮脂や保湿成分が洗い流されてしまうので、乾燥や肌トラブルの原因となってしまいます」

お肌のケアは最後が肝心!
簡単スキンケア&リフトアップマッサージ

クレンジングを終えたらふかふかのベッドのようなお肌まであと一歩! 未来の美しいお肌のためにも、きちんとスキンケアをしましょう。スキンケアというと、複雑なステップがいくつもあって、時間がかかる印象を持っている方も多いかもしれません。しかし実はたった2つのステップでお肌はしっかりとうるおいを保つことができ、どうしても時間がない場合は、最短で1ステップで終わらせることも可能だと小西さんは言います。
 
「スキンケアは化粧水や、水分が多く含まれた美容液で肌にうるおいを与え、その後に油分を多く含んだ美容液や乳液、クリームなどで水分が逃げないようにフタをすることが理想的です。
 
しかし、どうしても時間がないという方は、乳液一本で終わらせてOK! 乳液には水分と油分がバランスよく入っているので、水分を与え、フタをするという2ステップを一本でカバーしてくれます。
 
乳液のべたつきが気になったり、さっぱりとした使い心地が好みの方は、白濁したオールインワンジェルを使用してください。本来ジェルは水分が多く、油分をほとんど含んでいないのですが、白濁しているものは油分が少量ですが入っているものになります」
 

スキンケアとリフトアップができる
一石二鳥の“なまけマッサ”

 
乳液を塗り広げるときに、同時にできるリフトアップマッサージ“なまけマッサ”をご紹介!
 
「表情筋やリンパの流れに沿ってゆっくりとマッサージをしていきます。顔の皮膚はデリケートなので、指先の腹でやさしく、こすらないように行うことがポイント。特に目の周りは、指の中で一番力が入りにくいといわれている薬指を使用してください」
 

  • ①乳液を手の平でしっかりのばします。手の平全体で頬をくるくるマッサージ

  • ②額は中心から外側に向かって軽く押しながら流す

  • ③眉間は両手の薬指をクロスしながらS字を描き、シワ周りの筋肉をほぐします。そのまま手を鼻まで下ろし、小鼻のわきは薬指でくるくると毛穴の汚れをもみだします。

④目の周りは乳液を伸ばしつつツボを押していきます。攅竹に薬指をかけて軽く押し上げる(※攅竹 ・・・目の疲れ、まぶたのむくみを解消するツボ)

⑤目頭から上まぶたを通って目尻へ乳液を伸ばし、ツボを軽くプッシュ。目じりから目の下へ指を滑らせながら承泣をやさしく押し、目頭に戻る(※瞳子髎 ・・・目尻のシワやクマを目立たなくするツボ ※承泣 ・・・目の貼れ、クマ、たるみを改善するツボ)

「なまけマッサをするときは、摩擦を避けるために、必ず手のひら全体に乳液やクリームをのばしてください。看護師さんは日々の業務で目元が疲れることが多いと思うので、ツボをしっかり押していくことも効果的だと思います。顔のマッサージをしようと意気込むと、途中で毎日継続するのがしんどくなってしまうかもしれませんが、乳液を広げる過程を変えるだけでマッサージができるので無理なく続けることができると思います」
 
小西さんによると肌の油分量は20代をピークに、30代から一気に下がっていくのだそう。化粧水だけつける習慣の方は、適度に油分を含んだ乳液などを使用するのがベストです。また、顔全体に乳液をしっかり浸透させ、リフトアップも同時に叶う“なまけマッサ”を取り入ることで、たるみやシワのないうるおったお肌を保ちましょう!

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出勤前のメイクから、おやすみ前のクレンジング、スキンケアまで。要点を抑えることで、短い時間で確実な効果を得ることができます。今までメイクに余分な時間をかけていたり、お肌のケアをさぼっていた方は、これを機に一日のお肌ルーティンを見直してみましょう!
 

おすすめ書籍

『コスメのプロが毎朝、実践する
1分メイク&1分スキンケア』
著者:小西さやか
出版:青春出版社

忙しくてメイクやスキンケアケアに時間を
かけられない看護師さん必見!「どんなに
忙しくても1分でできて、疲れや老けなど
をカバーし若返るメイクやスキンケアのコツ」
を詰め込んだ一冊です。

コスメコンシェルジュ
小西さやか

広島大学大学院を卒業後、大手化粧品会社メーカーにて化粧品の研究・開発を行う。2011年に独立。日本化粧品検定を実施する一般社団法人、日本化粧品検定協会を設立。協会経営をはじめ、東京農業大学 客員准教授やコンサルティング業務を行っている。科学的視点からコスメを評価する美容かとして、テレビ、ラジオ、雑誌などでも活躍中。

UP DATE 2020/03/19

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