デキル人へ一歩前進 お役立ちライブラリ

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がちょっぴり気になるアレコレにお答えします!休憩時間や通勤などのスキマ時間にサクッと読めるお役立ちコラムです。

人生が少しだけ楽になるコツ
自分の感情を分析して対人関係のストレスを解消しよう!

もうすぐ春がやってきます。新しい看護師さんの入職など、多くの新しい出会いが待っていることでしょう。しかし、人間関係が変わるのはワクワクと同時にストレスも積もるもの。新人と性格が合わなくてイライラしたり、意見の食い違いでついつい感情的になってしまうこともあるかもしれません。そんなときは、ストレスが相手に対して爆発する前に、まずは自分の中で感情をコントロールすることがとても大事。今回は後輩への接し方で悩む看護師Yさんのケースを例に、感情をコントロールする方法をご紹介します。

「後輩にどうやって注意したらいいの?」
~行動の習慣化を意識してみよう~

「ビシッと伝えたいけど、嫌な思いをさせたいわけじゃないんです」と説明するYさん。特に先輩になりたての人などは、後輩への指導や注意の仕方で悩むことも多いかもしれません。
 
行動科学マネジメントコンサルタントとして病院や介護施設での指導経験もある冨山真由さんによると、このお悩みは次のような行動を習慣にすることで改善できるそうです!

行動のみ」に目を向ける
「例えば、無口な看護師さんと、おしゃべり好きの看護師さんがいたとします。無口な看護師さんからすると、おしゃべりな看護師さんが話しているのを見るだけで、いらいらしてしまうこともあるでしょう。もちろん、仕事中にずっと話していると、集中力が途切れてミスをする危険性もありますよね。そうしたときは、相手の個性を否定しないように伝えることが大切。『話してばかりいないで手を動かしなさい』という個性を否定した注意は、自己否定をされたようにも受け取られ、関係の悪化に大きく影響します。気になったときは『今は薬の処方を確認しているときだから集中してやろう』というように、あくまでも行動を正す声掛けを意識しましょう」(冨山真由氏)
 
★ONE POINT★
~名前を呼んでこまめに声掛けをしよう~
良好な人間関係を保つためにとても有効な習慣です。挨拶程度の声かけでOK!厳しいことを言ったあとや、後輩に怖がられていると感じたときなどに実行してみましょう。
 
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「行動の習慣化」はモヤモヤの解消にとても効果的。具体的な方法については「今年こそ、あらゆる悩みに決着をつける!理想の環境を行動の習慣化で手に入れよう」の記事で詳しくご紹介しています。

「イライラがおさまらない!」
~感情を抑えるテクニックを実行~

どんなに「行動のみ」に集中して注意をするように心がけていても、個人的に気に入らないところがあったり、自分に余裕がなかったりと、ついつい怒りの感情が抑えられないときもあるかもしれません。
 
怒りが爆発してしまうそのほんの少し前に、湧き上がる感情を抑えるために効果的なテクニックが「アンガーマネジメント」です。横浜市立大学医学部看護学科講師の田辺有理子先生にそのポイントを教えてもらいました。
 
■数秒間待って怒りのピークをやりすごす
「え、これだけ?」と思うかもしれませんが、実は効果てきめんのテクニックです。
怒りのピークはわずか数秒と言われています。その数秒間をやりすごせば冷静に次の言葉や行動を考えることができ、衝動的な言動で失敗することを回避できます。
ポイントは、イラッとした数秒間、そのできごとから意識をそらすことです。
 
■深呼吸する
ヒトは怒りやストレスを感じたとき、自然と呼吸が浅くなり、緊張が高まります。
落ち着いた場所でゆっくり深呼吸をして、呼吸を整えましょう。
 
「ストップシンキング」
ある程度のところで「終わり!」と思考をストップさせることを意識しましょう。
感情を強制終了させる、といってもなかなかうまくはいかないのですが、まずは「ここで終わり!」と自分に言い聞かせてみることが大切です。
 
■別のものごとに集中する「グラウンディング」
意識を別のものごとに集中させ、怒りの感情をそらすテクニックです。
例えば、普段使っているボールペンをじっと観察して、ひたすらボールペンのことだけに集中します。傷がついている、ここにねじがあるな、グリップが汚れているな……などと考えてみてください。モヤモヤとした怒りから思考を離すためのテクニックです。

「冷静に怒りと向き合うには?」
~怒りを客観的に見るためにメモを作成しよう~

感情を抑えるテクニックを使って怒りの爆発を防いでも、自分の中でモヤモヤと残ってしまっては、結果的にさらなるストレスにつながってしまいます。そんなときに田辺さんがおすすめするのは「怒りの内容を書き出し、分析してみる」こと。
 
■「アンガーログ」をつけよう
まず、自分がどんなことに怒りを感じたのか、メモに書きだしてみます。冷静なときに自分が怒りを抱くポイントを見直してみると、その瞬間には気付けなかったことが見えてきます。
 
<記入例>
①日時  :11月11日(金)14:00
②場所  :〇〇病棟 104号室
③できごと:利用者Aさんに「トイレに行きたいときは、看護師を呼んでくださいね」と
何度も言っておいたにもかかわらず、ひとりでトイレに行こうとして転倒し
てしまった。
 ④その時に思ったこと、感じたこと
・何度も同じことをAさんに説明するのに疲れてしまった。
・認知症の症状があるので、その点は理解をしているつもりだ。
・Aさんは私に遠慮をしていたのだと思う。
・転倒したと聞いたとき、血の気が引いた。
・安全管理が不十分だった自分にも怒りを感じる。
⑤怒りの強さ(点数)6点
※文字として書き残すことで、怒りを客観的に見ることができます


このメモをどんどん蓄積して、あとで見直してみるとよいでしょう。「こういうときに自分は怒りやすい」ということを知っておけば、同じような事態になったときに客観的に判断できるようになるでしょう。
 
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自分の感情と上手に付き合うためには、怒りをコントロールする「アンガーマネジメント」のテクニックを活用しましょう! より詳しい方法は「今日からはじめる「アンガーマネジメント」イライラを上手に流す術」をご覧ください。

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今回紹介した内容は後輩に限らず、先輩や同期はもちろん、苦手だと感じている人と良好な関係を築くためにも効果的な方法ばかり。ストレスを解消することでネガティブな気持ちを消し去り、ワクワクとした気持ちで新しい出会いを楽しみましょう♪

UP DATE 2021/01/21

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