おしえて、先輩! 看護師のためのマネー&キャリア相談室#02「人間関係の悩み&傷病手当金」
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2022/10
2020年3月に当サイトで行った「看護師に関するアンケート」では、「看護師さんとの忘れられないエピソード」を募集しました(アンケート結果は現在は非公開です)。集まった回答の多くに共通していたのは、看護師さんにとっては些細な気遣いであっても、患者さんにはずっと記憶に残っているということ。突然の怪我に「どうしよう、どうしよう……」と焦る患者さんに寄り添い、さりげなくフォローをしてくれた頼もしい看護師さんのお話です。
初回掲載:2020年6月16日
情報更新日:2022年10月31日
(40代/女性)
病院では、誰もがナーバスになってしまうもの。病気やケガがどうなるんだろう……という不安や焦りから、医師からの話を冷静に聞くことができなかったり、わからないことがあっても質問ができなかったり、困っている患者さんも多いことでしょう。そんな時に、同じ目線になってサポートしてくれる看護師さんは、患者さんにとって心強い味方。看護師さんの言葉や行動に救われている患者さんが多くいるようで、アンケートにもたくさんの声が寄せられました。
~私だけのメニューを考案~
入院してなかなか食事が進まなかった時に、点滴だけに頼らず、口から食べられるようにと親身になってメニューを考えてくださった看護師さんがいました。病院食のメニューを食べやすいように変えてくれたり、おやつをつけたり、高カロリー食に変えてくれたり。ちゃんと向き合ってくれたことがとても嬉しかったです。
(30代/女性)
~方言で安心~
田舎の病院ではあるあるですが、入院時や手術時の不安な時に、看護師さんが方言で応対してくれると安心します。
(50代/女性)
~辛い気持ちを肯定してくれた~
私が泣いてる時、そばにいて、優しい言葉をかけてくれて、ティッシュを渡してくれました。「迷惑かけてごめんなさい」と謝ると、「辛いから病院に来るんだよね」って受け入れてくれたのが嬉しかったです。その後もすれ違いざまに目があって微笑んでくれたり、受付を待ちながらぼーっとしていたら声をかけてくれたりと、とても優しくしてくれて感動しました。
(20代・女性)
業務量が多く、忙しいイメージのある看護師さんですが、寄せられたエピソードに登場する皆さんは、嫌な顔ひとつ見せずに患者さんと向き合っている方ばかりでした。特に、治療に関すること以外の声掛けや、ただただそばにいてくれたことが嬉しかったという声も多数。ケガや病気の治療よりも、心のケアをしてくれたことが印象に残っている人が多いようです。
医療現場では思い通りにいかないことや、理不尽なことも多いかもしれません。しかし、不安を抱える患者さんのためにも、あたたかな気持ちで寄り添える看護師でありたいですね♪
マンガ/イラスト 玉谷こゆき | 漫画家。6月23日生まれ。千葉県出身。 千葉県立松戸高校芸術科卒業。 現在は漫画のアシスタントをしつつ、自身の作品制作に励む。 Twitter⇒@ton_chamo |
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