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【レポート】看護師たちの新たなキャリアを応援する! 「ナースまつり2026」の注目コンテンツ

【レポート】看護師たちの新たなキャリアを応援する! 「ナースまつり2026」の注目コンテンツ

看護師のキャリアやライフスタイルについての情報が集まる「ナースまつり」が今年も開催されました。「日本一働きやすい病院アワード2026」を紹介した第1弾レポートに続いて、今回は編集部が特に気になったセミナーや交流会をご紹介! 地域との密着や看護領域の拡大など、看護師の経験を生かして自分らしいキャリアを確立する方たちに注目します。

 

第1弾のレポートはこちら

看護現場でのAI活用を体験できる実践セミナー

看護業界でも進むDX。その中でも、近年は生成AIの活用に注目が集まっています。「そのAIの使い方、危険です~看護師が知っておきたいAIリテラシー~」では、看護師としての幅広い経験を活かして、病院や企業におけるAI活用についての支援や情報発信を行っている株式会社S.U.Nの代表取締役 宮田俊さんが登壇。宮田さんが作成した「情報のAI入力の可否をわかりやすく解説するWebサイト」が使用されました。サイト内には、申し送りや看護記録など看護業務に即した8つの項目があり、選択するとAIに入力するプロンプトの例文と、入力可否判定、その理由、そして安全な言いかえ例などが表示されます。受講者はこのサイトを実際に使用し、項目ごとの例文や注意点を確認することで、実務に紐づいた学びを深めていました。

ナースまつり2026③

 

生成AIの利便性を体感できるだけでなく、その危険性と正しく使用することの大切さがよく理解できるセミナーでした! 特に印象的だったのは、宮田さんの「まずは体験・体感することが大事」という言葉。正しい知識とともに、生成AIの活用がより多くの病院で進んでいってほしいですね。

ナースまつり2026③「こういう情報は入力してOK?」といった実践的な質問も飛び交いました

看護のやりがいや原点を言葉に。看護の価値を見つめなおすリレートーク

「聞いてよ! 私の看護ビジョン」は、5名の現役看護師たちが自身のキャリアや看護観をリレー形式で語るステージ。それぞれの看護観の原点となった体験をもとに、現在の働き方や未来への展望について語り合いました。

ナースまつり2026③普段は大勢の前で話す機会が多くないからこそ、等身大の思いや熱意がまっすぐ伝わるプレゼンに

・前田邦彦さん(精神科認定看護師)
生成AIパスポート試験に合格している前田さん。AI活用への漠然とした不安を現場で感じている中で、「AIに任せる看護ではなく、AIとともに悩み続ける看護が求められる」と語りました。

・あきさん(急性・重症患者看護専門看護師)
ICUや救命救急センターに勤めながら、修士課程や博士課程に挑戦したり、出産を経験したり、公私ともに妥協しない人生が印象的でした。そんな看護師人生を、「その時その時で何を優先すべきかを迷いながらも、心に従ってキャリアやライフイベントに注力してきた」と振り返りました。

・狩野京子さん(看護師/復元納棺師)
脳動脈瘤破裂で「患者側」になった経験があるという狩野さんは、回復後を「人生の2周目」と表現します。自らの最期をデザインする患者さんの権利と、故人の尊厳を守りながら美しく送り出す家族の権利の必要性を感じ、復元納棺師としても働くようになったといいます。

・曽谷真帆さん(看護師)
曽谷さんの看護ビジョンは、「命を守るだけでなく、その人がその人らしく生きるまで支える看護」。「助かった。でも、これからどう生きたらいいんだろう」という患者さんの言葉を聞いた瞬間に、自身の看護ビジョンが定まったそうです。

・畠山来美さん(看護師/訪問看護ステーション管理者)
もとは助産師を目指していた畠山さんですが、看護学校での初めての実習で患者さんに関わり、看護師の魅力に気づいたといいます。また、看護師として働いてみて患者さんやその家族との関係を深め、人の人生に関わる尊さを力説しました。

プレゼン後は、コメンテーターとして参加していた目黒区議会の髙島なおこ議員と、東京都看護連盟会長の伊藤由美子さんによる総括タイム。5名への感想と激励が丁寧に述べられ、ステージは終了しました。

ナースまつり2026③ コメンテーターからの感想や激励を真剣なまなざしで受け取る登壇者のみなさん

 

自身の看護観が変わるきっかけになったエピソードからは、みなさんの熱意が感じられました。例えば、脳動脈瘤破裂を経験した狩野さん。看護する側から看護される側になった時の圧倒的な無力感がありありと伝わってきて、看護観の変化に強く納得できました。 また、みなさんに共通していると感じたのは、経験から得た気づきを行動へとつなげる力です。看護の “価値”を見つけるだけでなく、「自分には何ができるのか」を問い続け、博士課程への進学や資格取得、さらには看護の枠を超えた活動など、新たな挑戦を重ねながら看護の可能性を広げ続けているのだと感じます。

次のページ:地域×看護の関わり方はさまざま。経験談やナレッジが飛び交う交流会

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「第21回 出張としこの部屋」の生放送にも注目!

7月10日(金)のステージでは、"看護職を元気に!"をコンセプトに、看護業界に精通した大島敏子さんがMCを務めるYouTube番組「とし子の部屋」の生放送も実施! ナースまつり実行委員長の西山妙子さんをはじめとした豪華ゲストを迎え、「看護師がイキイキ働ける病院」をテーマに語り合いました。

「第21回 出張としこの部屋」の様子はこちら

イベント名「ナースまつり2026」
開催日2026年7月8日(水)・9日(木)・10日(金)
場所東京ビッグサイト西展示場(国際モダンホスピタルショウ会場内)
公式HPhttps://nurse-matsuri.com/#hero

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