みんなの広場

2026/8

【レポート】看護師たちの新たなキャリアを応援する! 「ナースまつり2026」の注目コンテンツ

【レポート】看護師たちの新たなキャリアを応援する! 「ナースまつり2026」の注目コンテンツ

地域×看護の関わり方はさまざま。経験談やナレッジが飛び交う交流会

交流ブースで行われた「地域で活躍する看護師集まれ!」には、地域密着で活躍する5名の看護師さんが登壇。一人約3分のプレゼンテーションから始まり、自己紹介を兼ねてご自身の働き方について説明しました。

ナースまつり2026③登壇者はスライド1枚を用意して自己紹介を行いました

ナースまつり2026③地域に密着して働くようになったきっかけや思いを語ります

田端拓明さん
千葉県柏市を中心に精神科訪問看護を行う。患者の症状や特性と向きあいながら、小さな変化や希望をすくい上げている。

おのでらげんきさん
神奈川県茅ヶ崎市で、医療が生活の中にあるまちを目指して活動。コミュニケーションを通して健康について考えられる酒場やカフェなど、まちを巻き込んだビジネスを創出している。

牧田琴微さん
大阪での病棟勤務を経て新潟県十日町市に移住。地域おこし協力隊としての顔ももち、看護師のキャリアを生かした地域の健康支援を行っている。

みらくさん
交通事故をきっかけに病棟勤務を離れ、北海道北斗市で「まちの看護師」の活動をスタート。行政や学校とも連携する精力的な活動により、メディアにも多数出演。

蓑田由貴さん
熊本県八代市市議会議員。病院と地域をつなぐ活動に尽力し、地域の保健室を運営する一般社団法人の代表理事も務める。

プレゼンが終わるといよいよ交流会がスタート! 1テーブルにつき登壇者1名と参加者5~6名が集まります。合図とともに、各テーブルで活発なコミュニケーションが展開されました。

ナースまつり2026③精神科訪問看護を行う田端さんの話に聞き入る参加者のみなさん

登壇者たちのユニークな活動に、参加者は興味津々の様子。詳しい内容を深掘りしながらも、参加者ご自身の働き方や展望を共有しあいます。参加者同士の相互理解も進んでいるようでした。中にはテーブルを移動する参加者もおり、たくさんの情報を取り入れようとする姿も印象的でした。
司会者からの合図で終了を告げられましたが、コミュニケーションはなかなか止まりません。「今後の交流のきっかけになるかもしれない」と、名刺交換をする参加者も見受けられました。「地域で活動してみたいけど、始め方がわからない」「一歩踏み出したいのに、具体的なイメージが全然わかない」という参加者たちの背中を押すような交流の場になりました。

ナースまつり2026③用意した座席は満席状態でした

 

各テーブルから聞こえてきた話で興味深かったのは、おのでらげんきさんの活動です。おのでらさんは、飲みの場で「健康診断に引っかかっちゃたよ」「最近血圧が高くて……」など、生活習慣や健康の話題が頻繁に登場することに注目。そこで、あえてお酒を飲みながら健康の話をする「癒療酒場」をオープンしました。一見矛盾した場に見えますが、日常生活の中で医療や健康に目を向ける機会として、手応えを感じているそうです。遊び心溢れる地域との関わり方に参加者の興味も尽きず、質問が飛び交っていました。

ナースまつり2026③最後に記念撮影をして交流会は終了しました

マルチに活躍する男性看護師たちにスポットライトを! 第2回「ナースメンオブザイヤー」開催!

ナースまつり2026③司会を務めるのは、アワードを主催する日本男性看護師會の坪田康佑さん(左)とNurse-Menの秋吉崇博さん(右)

昨年に続き2回目の開催となった「ナースメンオブザイヤー 2026」は、看護業務だけでなく、研究・教育・地域活動・SNS発信など、多様なフィールドで活躍する男性看護師たちを称えるアワード。“看護のプロ”として現場や社会に貢献してきた男性看護師が、「アクティブ賞」、「インフルエンサー賞」、「男性看護師賞」の3部門で表彰されました。

アクティブ賞:神田直孝さん(IMSグループ新越谷病院看護部長/日本看護補助者の会代表)
コロナ禍においてSNS広報と採用DXにいち早く着手し、採用応募率の大幅増加を実現。2026年には、看護補助者のための初の全国組織「日本看護補助者の会」を設立しました。勤務病院の組織への貢献だけでなく、看護補助者の社会的評価向上と医療業界の発展に寄与したとして、アクティブ賞に輝きました。

ナースまつり2026③アクティブ賞の名前通り、エネルギッシュな雰囲気の神田直孝さん

インフルエンサー賞:シーサーさん(WyL訪問看護ステーション/ダンサー)
インフルエンサー賞を受賞したのは、精神科の訪問看護師でありながらダンサーとしても活躍するシーサーさん。2025年の紅白歌合戦では、Mrs. GREEN APPLEのバックダンサーを務めたそうです! 自分らしい働き方でダイナミックに活躍している点が評価され、インフルエンサー賞を受賞しました。

ナースまつり2026③受賞コメントの時間に即興でダンスを披露したシーサーさん

男性看護師賞:遠藤圭介さん(日本看護連盟青年部幹事)
大学病院の脳神経外科病棟に勤務する遠藤さんは、地域医療学の研究、コミュニティナース、高校生への看護教育など多方面での活躍を認められ、男性看護師賞を受賞しました。さらに、日本看護連盟青年部として、若手の声を政策に反映する活動も行う圧倒的なバイタリティ。受賞コメントからも興味や行動範囲の幅広さがひしひしと感じられ、納得の受賞でした。

ナースまつり2026③多くの肩書を簡潔にわかりやすく伝える遠藤圭介さんのコメント力に脱帽でした

主催兼司会進行を務めた坪田さんと秋吉さんは、ユーモアを交えたトークを展開し、終始和やかな受賞式となりました。そんな中でも、受賞者3名のバイタリティの高さや、“芯”のようなものは、存在感を放ちます。 アクティブ賞を受賞した神田さんは、「看護の現場で男性の数が少ないのは事実ですが、男性看護師としての自分をマイノリティに感じたことはありません」とコメント。まさに、性別を超えた“看護のプロ”としての役割を果たしていると感じた言葉です。 また、受賞トロフィーの贈呈を務めたのは、実は前年の受賞者たちでした。開催2年目となる今回、前年との繋がりやアワードとしての積み重ねを実感し、まだまだこれから大きくなっていくアワードだと感じました。

ナースまつり2026③撮影タイムでは、トロフィーをもってステージに集合しました

看護師の働き方の選択肢は無限大!

看護師×○○の肩書をもち、全国で活躍している人の存在をたくさん知ることができました。看護師の経験を糧に全く新しいスキルを習得する人や、看護の分野をさらに深く、多面的に学ぶ人など、方向性はまさに無限です。キャリアに迷っている人や、今の選択に自信をもてない看護師さんの背中を押すようなイベントになりました。

1 2
ico_custom1

「第21回 出張としこの部屋」の生放送にも注目!

7月10日(金)のステージでは、"看護職を元気に!"をコンセプトに、看護業界に精通した大島敏子さんがMCを務めるYouTube番組「とし子の部屋」の生放送も実施! ナースまつり実行委員長の西山妙子さんをはじめとした豪華ゲストを迎え、「看護師がイキイキ働ける病院」をテーマに語り合いました。

「第21回 出張としこの部屋」の様子はこちら

イベント名「ナースまつり2026」
開催日2026年7月8日(水)・9日(木)・10日(金)
場所東京ビッグサイト西展示場(国際モダンホスピタルショウ会場内)
公式HPhttps://nurse-matsuri.com/#hero

SNSでシェアする