看護・介護の現場で輝き続けるレジェンドたち。今回はいつも生き生きと働く大島敏子さんに仕事からプライベートまで、あれコレをお聞きしました。数々の病院で看護部長をつとめてきた大島さんに、コミュニケーション術やオフの過ごし方、座右の銘等をインタビュー。大島さんの元気の秘密を探ります!
仕事もプライベートも存分に楽しむ! 大島敏子さんのあれコレ
01.コミュニケーション術
師長時代、とても優秀とは言いがたい新人看護師を指導することになりました。失敗が多く、いつもおどおどしている彼女に不満を抱くこともしばしば。そんなある日、先輩看護師から「あの子、お酒を飲むとおもしろいんだよ」と教えられたのです。そこで、次の宴会で隣に座ってみたところ、別人のようにいきいきしてとっても楽しくて。私の知らない面があるとわかり、一面だけを見て苦手意識を抱いていたことを深く反省しました。それ以来、「この人はこう」と決めつけず、優れた面を見つけてコミュニケーションを図るようにしています。
02.元気の秘訣
健康を保つため、毎日5,000歩のウォーキング、プールでの水中ウォーキングを心がけています。1ヵ月に一度は温泉でリフレッシュ。年に3、4回は、夫婦でクルーズ旅行を楽しんでいます。食事の支度や日々の雑事から解放され、のんびり過ごすことが何よりの楽しみです。でも、一番の秘訣は仕事をすることですね。看護職はいくつになっても社会に貢献できる仕事。人と接する機会も多いので、いつまでも元気に若々しく過ごすことができます。
大島さんが乗船したダイヤモンド・プリンセス(写真提供:大島敏子さん)
03.現在はまっていること
最近、ニットソーイング教室に通い始めました。2時間ほどで自分好みの洋服を作れて、とても楽しいんです。生地を選んでデザインを考え、裁縫する。飾りをつけて私だけの1着を作る。先生のサポートも素晴らしく、教室に通う日はワクワクします。

「広島県看護協会のアドバイザー派遣事業の成果を学会発表した際、日本看護協会会長賞を受賞しました。自分メイドのスーツを着て、記念撮影をした1枚です」(大島さん)
04.ワークライフバランスの保ち方
二人の子どもを育てながら看護師を続けることには、葛藤もありました。今思えば、夫がキーパーソンでしたね。私の仕事を理解して協働できたことを、今は感謝しています。また、子どもと家事を分担したのも大きな決断でした。息子は小学5年生から子ども向け料理教室に通わせ、食事作りを担当。娘には、洗濯を任せました。ご近所の皆さんにも、ずいぶん助けていただきましたね。人の力を借りることに慣れるのも、大事だと思います。
05.座右の銘
自分自身は変われますが、どうがんばっても他人は変えられません。ですから、困難に直面したら、まずは自分が変わること。それによって、もしかしたら周囲の気持ちや行動も変わるかもしれません。

撮影:戸井田 夏子/一部写真提供:大島 敏子さん
◎大島さんの「挑戦」についてインタビュー。こちらもぜひご覧ください。
【プロの視点 #04 大島敏子さん】「患者の代弁者」である看護師が適正に評価される仕組みをつくる