小林光恵さんの おやすみコラム #023「花の名は尋ねるためにある」
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2022/10
2020年3月に当サイトで行った「看護師に関するアンケート」では、「看護師さんとの忘れられないエピソード」を募集しました(アンケート結果は、現在は非公開です)。病院では、患者さんのその後の人生に大きく関わる出来事も数多くあることでしょう。そんな場面に立ち会い、支えてくれた看護師さんは、患者さんの記憶にずっと残っているようです。しっかり者の看護師さんがみせた思わぬ一面に、胸が熱くなるお話です!
初回掲載:2020年6月16日
情報更新日:2022年10月31日
(20代/女性)
患者さんの心身の不調に寄り添う看護師さん。アンケートの回答からも、親身になってケアをしてくれたおかげで、人生を前向きに歩むことができているという患者さんが数多くいることがわかりました。ここではたくさんのエピソードの中から、看護師さんの言葉や行動が生きる希望となった、心がジーンとくる感動エピソードをご紹介します。
~ケガを乗り越え次のステージへ~
ケガをきっかけにスポーツができなくなってしまった時に、「この本を読んでみて」と差し出された本を読んで自分の生き方を変えることができました。ケガを受け入れて次の人生に進む手助けをしてくれた看護師さんに感謝です。
(30代/男性)
~命を救ってくれた看護師さん~
血圧値が急降下して生死の境をさまよっていた時に、看護師さんが迅速に対応してくれたおかげで無事一命をとりとめることができました。本当にお世話になりました。
(70第/男性)
~あの一言がなければ、きっと諦めていた~
脳梗塞で寝たきりになった祖母に付き添っていた時、看護師さんから「聴覚は最後まで残っています。おばあちゃんに声をかけてください」と言われました。毎日、祖母に話かけていたところ、一ヵ月後に少し意識が戻りました。
(60代/女性)
将来の夢を聞かれた時に「誰かの人生を変えられる人になりたい」と答える人は少なくないと思いますが、看護師さんはその最たる例かもしれません。病気やケガの治療以外でも患者さんと接する機会が多い看護師さん。思いやりのこもった言葉や行動は、知らず知らずのうちに、患者さんに生きる勇気や希望を与えているようです。
辛い場面や悲しい出来事が多い反面、誰かの人生がよい方向に変わる瞬間に立ち会えることも、医療現場では多くあるはずです。患者さんに感謝され、記憶に一生残るような看護師を目指していきたいですね!
マンガ/イラスト 玉谷こゆき | 漫画家。6月23日生まれ。千葉県出身。 千葉県立松戸高校芸術科卒業。 現在は漫画のアシスタントをしつつ、自身の作品制作に励む。 Twitter⇒@ton_chamo |
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