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2023/4

“お母さん”に寄り添う心強いパートナー マンガで読む「看護師さんとの忘れられないエピソード」

“お母さん”に寄り添う心強いパートナー マンガで読む「看護師さんとの忘れられないエピソード」

2021年2月に当サイトで行った「看護師のイメージに関するアンケート」では、「看護師さんとの忘れられないエピソード」を募集しました(アンケート結果は現在非公開です)。集まったお話のなかでも特に多かったのが妊娠・出産に関するエピソードです。常に自分と赤ちゃんの体調を気遣って憔悴しきっているお母さんにとって、看護師さんは心強い味方。今回は、重症妊娠悪阻に悩まされ、気持ちがいっぱいいっぱいになってしまった妊婦さんが出会った、妊娠中の看護師さんのエピソードを漫画化しました。本当の意味で同じ立場に立って寄り添ってくれた看護師さんのお話です。

初回掲載:2021年5月17日
情報更新日:2023年4月19日

「苦しい、辛い、誰もわかってくれない……」
弱音が吐けなかった私にそっと差し伸べられた手

(30代/女性)

妊婦さんは不安と期待で心がグラグラ……
そんなときに優しく寄り添ってくれた看護師さん

妊娠中や出産時は、予想外のハプニングが頻発する時期。他人から見れば「大丈夫だよ」と思うことでも、お母さんにとってはすごいストレスになってしまうことでしょう。そんなときに専門的な知識を持ちながら、温かく寄り添ってくれる看護師さんは妊婦さんにとっての救世主! アンケートにも、想定外のことが起きても看護師さんのおかげで出産を乗り切れたという声がたくさん寄せられました。

長期入院で心細いなか、親身になって寄り添ってくれた
出産のとき、看護師さんの存在にとても支えられました。破水から出産まで5日。予想していたよりも長期の入院でした。毎日、「まだ解放されないのか」と心も折れかかっていたのですが、看護師さんに常に優しく接してもらい、励まされ、無事に普通分娩で出産することができました。
(20代/女性)

慣れない場所でも看護師さんのおかげで安心できた
ちょうど出産時期に旦那の転勤が決まってしまい、見知らぬ土地で子どもを産むことになりました。不安でいっぱいだった私に、看護師さんはとても優しく寄り添ってくれました。不安から愚痴まで親身になって聞いてくださり、アドバイスもしてくれ、とても心強かったことを覚えています。
(40代/女性)

看護師さんのおかげで乗り越えられた、はじめての帝王切開
3人目の出産の時に対応してくれた看護師さんたちのことが忘れられません。3人目にして、はじめての帝王切開でいろいろと不安だったので、優しく接してくれる看護師さんたちの存在がとても心強かったです。出産後のケアもていねいに、気遣ってくれました。本当に感謝しています。
(30代/女性)

※いただいたエピソードは、読みやすいよう一部調整しています

妊娠・出産以外にも、子どもがケガをしたときや熱を出して不安だったときに看護師さんに救われたお話など、子どもを持つ親からのエピソードが数多く集まりました。

子育てをしていると本やネットからの情報で頭でっかちになり「もし重い症状だったらどうしよう」「私のせいで病気になったのかもしれない」と思い込んでしまうお母さんも多いことでしょう。ほとんどの人が子どもの心配をするなか、「お母さん、顔色が悪いけど大丈夫?」「くだらないと思ってもすぐに相談してきてくださいね」と、気遣ってくれる看護師さんの言葉に救われた人は多いようです。

人生が大きく変わる瞬間。どれほど恵まれた環境であっても、妊婦さんの誰もが不安に思うことでしょう。そんなときに身体的なケアだけではなく、こころの面でも支えになるのが看護師さんです。患者さんの些細な気持ちの変化に気付いてあげられるような、頼れる看護師さんでありたいですね。

マンガ/イラスト 玉谷こゆき
漫画家。6月23日生まれ。千葉県出身。
千葉県立松戸高校芸術科卒業。
現在は漫画のアシスタントをしつつ、自身の作品制作に励む。
Twitter⇒@ton_chamo

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