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仕事で大変な思いをした時、あるいは逆に何かを成し遂げた時、上司や同僚からの心ある一言で励まされたり、やる気が上がったりした経験はありませんか? 職場で使える日常英語シリーズ後編は、そんな励ましや労わりの声かけにフォーカス。声をかける相手別にふさわしい英語フレーズをご紹介します。
相手にあわせて正しく使い分け! 職場で使えるお役立ち英語フレーズ【挨拶・相談編】
まずご紹介するのは、同僚の仕事や体調を気遣うときに使う基本英語です。大変そうな同僚を見かけたら何と声をかけたらよいでしょうか。話しかける相手別に見ていきましょう。
「大丈夫(ですか)?」
■解説■
カジュアルな関係の場合は、日本語の「大丈夫?」と同じ感覚でごくシンプルな言葉で十分。このフレーズはほかにも、例えば誰かに作業を依頼したり教えたりし、相手がきちんと理解しているか確認する際にも使えます。またconcerns(=懸念)は「気になること」を意味します。例えば、上司や取引先に提出物の確認を依頼するとき、「質問や気になることがあれば言ってくださいね」といった意味合いで、”If you have any concerns or questions …”と最後に付け添えることがよくあります。
続いては、体調不良やケガに見舞われた人に対して言う「お大事に」にあたる英語フレーズです。ここでも相手によって言葉のチョイスに配慮したいところです。
「お大事に(してください)」
■解説■
“Take care.”は、カジュアルな見舞いの言葉として使える一方、人と別れる際に「またね」の意味でよく耳にする言葉です。make sureは直訳すると「確実に~する/~を確認する」という意味ですが、注意事項を伝える時などに「~してください」という意味でよく使われます。ここでは「ごゆっくりお休みください」といったニュアンスになります。
次に紹介するのは、同僚の仕事や頑張りに対する労わりの言葉です。仕事が忙しいとついおろそかになりがちですが、モチベーションを上げるうえでとても大切な声かけですよね。ぜひ日常会話の中に取り入れてみてください。
「よく頑張りましたね!」
■解説■
“Good job!”は気さくに使える便利なフレーズですが、目上の人に対しては少々カジュアルで直接的な印象があるため、“That’s some…(それは…ですね)”と丁寧に伝えた方がよいでしょう。感謝の気持ちも込めるなら“Thank you for your hard work.”などと伝えてもいいかもしれません。
最後は、終業時の別れの挨拶です。前編では一日の始まりの挨拶を紹介しましたが、仕事を終わる時も前向きな挨拶で、気持ちよく一日を締めくくりたいですよね。
「おつかれさまでした!」
■解説■
日本語では「お先に失礼します」や「おつかれさまでした」という挨拶が一般的かと思います。これにあたる英語の挨拶では、“See you…”や“Have a nice…”を使って「また明日/来週」「良い週末/休日を」などと言うのが定番です。時間帯や曜日にあわせて後ろに付ける言葉を使い分けましょう。
職場での相手別に使い分ける英語フレーズ、いかがでしたか。よく耳にする簡単なフレーズもあれば、目上の人に対する丁寧な言い回しも様々ありました。まずは職場内のコミュニケーションを円滑にしていくうえでも大切な挨拶から、参考になるものをぜひ取り入れてみてはいかがでしょう。
【英語監修】 ニック・ウェストン 英国ウェールズ出身。英語講師として、13年にわたり日本の英会話学校や大学などで教鞭をとっている。 | 【文】 みーる Nursing-plaza.com編集部員。ワーキングホリデーでカナダに滞在、その後、国際交流機関や英会話スクールでの勤務経験をもつ。 |
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