アンケート結果発表

毎月、さまざまなテーマで実施しているアンケート。
一般の方々が注目していることや、
入院経験がある方のご意見など、
皆さまから寄せられた"生の声"をレポートしています!

アンケート結果報告2015年10月5日発表

乳がん検診に関するアンケート調査

乳がんは、定期的に検診に行くことで早期に発見でき、適切な治療を開始することで高い確率で治ります。また、乳がんは女性だけでなく男性もなる可能性のある病気です。皆さんの乳がん検診の実施状況やお考えなどをお聞きしました。

アンケート属性
アンケート期間 20179月5日~2017年10月4日
有効回答者 1750名
男女比
年齢分布

(1)あなたは、乳がん検診を何回受けたことがありますか?

乳がん検診の受診回数をきいたところ、10代~30代で受診を経験している人の比率は約4割。内訳をみると、1回という回答が14.6%、2~4回が15.4%、5回以上が10.8%という回答となり、複数回経験している人の比率は全体の3割弱に留まるという結果となりました。また、40代以上の女性にしぼって見てみると、受診を経験している人の比率は約8割。内訳をみると、1回という回答が17.9%、2~4回が27.4%、5回以上が32.1%という回答となり、乳がん検診推奨年代の40代以上になると受診が増えるという結果になりました。

(2)【「1回以上(受けたことがある)」と回答された方にお伺いします】あなたが乳がん検診を受けようと思ったきっかけを教えてください。

乳がん検診を受診するきっかけは、「他の検診のついでに受けた」(31.4%)が最も多い回答でした。つづいて「家族や友人のすすめ」(23.4%)、「費用の補助を受けられることを知った」(21.7%)という『他者からの後押しや制度による促進』が2割を超える結果となりました。また、「身近に乳がんになった人がいた」(16.5%)、「乳がんの報道・ニュースを見た」 (12.2%)、 「乳がんにまつわる本、テレビ番組、映画などをみた」 (11.8%)という身近やメディアからの情報を得て受診を決めた人は、それぞれ1~2割でつづいています。

その他

  • 行政から受診のクーポンが届いた
  • 妊娠した際に、産院で受けるよう推奨された
  • 胸が痛むような気がしたので心配になって受けてみた
  • 結婚前に調べておきたかった
  • など

(3)あなたが乳がん検診をためらう、もしくは、必要ないと思う理由があれば教えてください。

乳がん検診をためらう・受けない理由は、「検診費用が高い」(25.9%)、「忙しい、時間が無い」(23.5%)、「予約が面倒」(19.4%)が多くあがりました。前問の受診のきっかけでは、費用の補助や家族や友人のすすめといった外部からの後押しが多かったように、ここでも『時間が無い』、『予約が面倒』といった外部的な要因をあげる人が多く、自主的な積極的な受診意向はそれほど強くないと思われます。また、「検診が痛そう」(19.9%)、「がんとわかるのがこわい」(13.5%)、「恥ずかしい」(13.3%)という『心理的な障壁の高さ』もこれらの回答につづいています。乳がん検診のことに対する情報や正しい知識があまりなく、検診に対するマイナスなイメージを持っている人が多いようです。

その他

  • 若い人は受けないほうがいいと聞いた
  • 行こうと少し思うけど、まだ危機感がない
  • 小さい子どもがいて1人で行けない
  • 予約をしても検診日が二ヶ月以上先だったりするので
  • など

(4)乳がん検診をするにあたって知りたいことは何ですか。

乳がん検診に対する知りたい情報は、「検診費用」(57.1%)が最も多く、全体の約6割に達しています。このほか、「検診の内容(種類や流れ)」(44.8%)、「検診にかかる時間」(39.3%)、「受診できる病院」(32.6%)、「病院に女性医師がいるかどうか」(28.9%)が3割〜4割程度の割合でつづき、検診の詳細な内容を事前に知りたいという声が多くあがりました。

その他

  • 検診時の痛み
  • 医師が乳ガン専門医であるかどうか
  • 小さい子どもがいるので、検診の間子どもを見てくれるスタッフさんがいるかどうか
  • もし、所見があった時の、紹介先の病院。結果が出るまでの時間。
  • など

(5)乳がんの「セルフチェック(自己検診)」の方法を知っていますか。

乳がんの「セルフチェック(自己検診)を知っているか」という問いを女性に絞り、年代別に比較します。まず、10〜30代では「方法を知っている」人は(9.9%)と「存在は知っているが方法は知らない」(51.7%)を合わせると、61.6%がセルフチェックを認知している結果となりました。40代以上の回答では、「セルフチェックがあることも方法も知らない」が5割を超えました。10代〜30代の方がセルフチェックを認知している人が多い傾向にあります。

乳がん検診のきっかけは、「他の検診のついでに受けた」や「家族や友人のすすめ」という回答が多く、他方、検診をためらう・受けない理由は、「忙しい・時間が無い」、「予約が面倒」といった理由があがり、現状では、自主的な積極的な受診意向はそれほど強くありません。要因は、「費用の高さ」や「乳がん検診に対する情報や正しい知識が不足していること」が考えられます。著名人の告白や若い人の乳がんがメディアで流れるなど関心が高まる中、費用の補助制度やセルフチェックの方法も含めた検診内容を詳しく伝えていくことが、大切なのではないでしょうか。

「乳がん検診」について、また、このアンケートの結果や内容についてのご意見やご感想は、公式Twitterまでおよせください。

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