アンケート結果発表

毎月、さまざまなテーマで実施しているアンケート。
一般の方々が注目していることや、
入院経験がある方のご意見など、
皆さまから寄せられた"生の声"をレポートしています!

アンケート結果報告2015年10月5日発表

外国人介護福祉士に関するアンケート

2017年11月、外国人技能実習制度に新たに介護職が追加され、2018年春頃から、介護を学びに日本へやってくる外国人介護福祉士が増えてくると予想されます。現在、すでに外国人介護福祉士を受け入れている施設もありますが、この制度を受け、今後ますます外国人介護福祉士の雇用が増えていくと考えられます。外国人介護福祉士に関する皆さんのお考えをお聞きしました。

アンケート属性
アンケート期間 2017年11月5日~2017年12月4日
有効回答者 1624名
男女比
年齢分布

(1-1)あなたやあなたの家族は、外国人介護福祉士から介護を受けたことがありますか。
(1-2)外国人介護福祉士の受け入れに賛成ですか?
(1-3)今後、外国人介護福祉士の活躍に期待しますか。

外国人介護福祉士から介護を受けた経験や、今後の期待などのご意見をお聞きしました。現時点で介護を受けたことがある人は全体の3%とまだ少ないものの、「受け入れに賛成」と回答した人は8割以上、「今後の活躍に期待する」と答えた人は約7割を占め、受け入れに好意的な意見を持つ人が多い結果となりました。

(1-1)あなたやあなたの家族は、外国人介護福祉士から介護を受けたことがありますか。

(1-2)外国人介護福祉士の受け入れに賛成ですか?

(1-3)今後、外国人介護福祉士の活躍に期待しますか。

(2)【外国人介護福祉士から介護を受けたことがある方】はどのように感じましたか。

実際に介護を受けたことがある人に外国人介護福祉士の印象をきいたところ、「熱心に仕事をしてくれた」(55.6%)、「安心して介護を受けられた」(53.3%)という回答が半数を超え、とても好印象な回答が目立ち、ネガティブな印象の回答は少ない結果でした。

その他

  • 日本人より真面目で熱心な人が多かった
  • 明るく元気が良くて安心して任せることができました
  • 言葉が伝わりにくい事はたまにあったが、それよりも、一生懸命ですごく熱意も伝わり、祖母も喜んでいました
  • 日本人特有のニュアンスがなかなか伝えられず、困った
  • など

(3)【外国人介護福祉士の受け入れに賛成と答えた方】それはなぜですか。

外国人介護福祉士の受け入れに賛成と答えた人にその理由をきいたところ、「介護士不足の解消につながるから」(82.0%)が最も多く、介護人材の不足解消に期待する声があがりました。続いて、「介護士に国籍など関係ないと思うから」(46.3%)、「外国人利用者にも対応できるから」(41.4%)が4割を超え、グローバルな視点に立ち、外国人の介護人員を積極的かつ柔軟に受け入れるべきという意見も多い結果となりました。

その他

  • 職種は違いますが、職場に外国出身の方が働いています。言葉の問題は多少あっても、仕事に対する姿勢、学び方など一生懸命であれば問題ないと感じます
  • これから高齢社会になると思いますが実際に介護者は不足していると思います。きちんとしたケアが十分に出来ないし、不足で介護者の負担がかなりかかり大変です。日本で足りないなら外国人でもやりたいという人が居るならやってもいいと思います
  • 外国人だからどうとかはないと思う。お互いお仕事したい人とお仕事してほしい人と需要と供給がかなっている。でも、そのための言葉の壁があると思うので、日本語を教えたりするサービスも国がしていけばいいと思います
  • など

(4)日本で外国人介護福祉士が働くためには、整備してほしいことは何ですか。

「日本語や日本文化の研修を行ってほしい」(76.2%)が最も多く、この他、「マナー研修を行ってほしい」(63.8%)、「介護技術の研修を行ってほしい」(52.2%)、「日本人介護福祉士とペアで働くシステムをつくってほしい」(46.1%)という順番でつづきました。介護技術の伝承や働ける仕組みの構築というよりも、まずは日本語、マナーといった職場環境への対応ができるよう、研修の整備が必要であるという認識のようです。

その他

  • 言語の壁は大きいと思います。看護師、日本語教師として外国人看護師への授業を行ったことがありますが、専門用語を含む言語の習得は絶対必要です。その上で文化や生活習慣などを知っていく必要があると感じました
  • 外国人の働きやすさや賃金の確保。決して他人任せにならないように。日本の介護システムが先端産業であれば日本国内で行うのではなく、他国で介護福祉士を教育できる整備を
  • 学ぶことも大事ですが、行政レベルで導入促進するつもりであるならば、定着促進について同時に考えてほしいと感じます
  • 生活面でのフォロー・バックアップ
  • 彼らの心のケアをサポートする機関が必要と思います
  • 地方住まいのためこれまで外国人との交流をしたことがない年配者に、外国人の方と接することは怖くないと安心できる取り組みがあるといいです
  • など

(5)外国人介護福祉士に関し知りたい情報は何ですか。

外国人介護福祉士に関して知りたい情報は何か、という設問では、「介護を受ける側の利用者、家族の体験談」(45.8%)、「実際に日本で働いている外国人介護福祉士本人の生の声」(45.8%)が4割以上と高く、つづいて、「外国人介護福祉士を実際に受け入れている施設情報」(37.9%)、「実際に日本で働いている外国人介護福祉士の日本人の同僚、施設の声」(32.3%)が3割以上を占めました。実際に利用しているケースがまだ少ないため、事例を知って課題や改善点を知ることが定着への一歩だと思われます。

その他

  • 現状、どのくらいの外国人介護福祉士が日本で働いているのか
  • 外国人福祉士の労働時間に対する考え。前職で外国人と共に仕事する機会が多く、労働時間に対する考えが違っていた。労働時間の考えの違いが問題視される
  • など
現状はまだ利用者が少なく、なじみの薄い外国人介護福祉士ですが、今後の活躍に期待する人は多く、実際の利用者の評価も高い結果でした。少子高齢化が進み、介護士の人材不足が課題とされる中、今後介護サービスを安定して提供するためには、グローバルな視点を持ち、外国人の介護職員を柔軟に受け入れることも必要になるかもしれませんね。介護の技術のみならず、日本語やマナーの習得をはじめとして、外国人介護福祉士が働きやすい環境を整備しながら、採用と利用を推し進めることで介護業界の人材不足改善や質の向上にも繋がるのではないでしょうか。

「外国人介護福祉士」について、また、このアンケートの結果や内容についてのご意見やご感想は、公式Twitterまでおよせください。

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